仁義無き寄り合い ー オウムと私 その3 

2000/4/28 経過 登場 余韻

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経過

第2回目の会合からまったくいやはやイヤになってはいたが、やっぱ仕方ないかなぁ、と思い直し、直接対決に参加することにする。
経過としてはほとんど知らされていないし、今日、当事者に何のために会うのかさえ知らない。
本日までに、すでに603号室の住居人と管理組合とは一度会合を持っている。その時は責任者不在に付き、後日、疑問点についてお答えするといった形になったらしい。その時直接、書面での要望書(内容は騒音の対処)といったものが彼らに渡されている。
コスモスライフ(管理会社)は603号室の区分所有者に接触したが奥方様にしか会えず、奥方様は好意的に解釈された模様ではあるが、実際の契約面では直接関与されていないらしく、不確かな予想ではオウムと何らかの関係があるのではないかという感触らしい。
管理組合は理事(理事長含む)の何名かが山科ハイツ訴訟を担当した弁護士とあったらしい。内容結果は知らされていない。
したがって、何を目的として本日の会合があるのかのわからないので、ちょっと気をつけていないといらぬ事を発言しちゃマズイと気分は悪い。
管理組合の理事長さんはお気遣いいただいているのかも知れないが、理事会の連絡に関して、あるいは会の運営に関して、わかっていないのではないか。
気分はすぐれないまま、7時30分開始に約30分遅れ、午後8時前にマンションの集会所に着いた。

登場

これはいらっしゃいました。
以前、廊下の前でこちらから声をかけたことがある青年ともうこれはほとんど殺された村井さんコピーの責任者らしきTさん、2名。
こちらからはコスモスライフ担当者2名と管理人さん、理事長さん、副理事長さん(女性)、理事Kさんのご主人、怒れる503、射手座の604。なかなか白熱中。
で、話の内容はよくわからないが申し入れにより以前よりは実害は減ったが基本的には同じである。
前回の直接申し入れによって話済みの生活音以外はださない、だした場合は部屋の立ち入りを要求するといったことに関して責任者Tさんのお答えをいただきたい、こんな所だったのだと思う。
主に怒れる503、射手座の604を中心にオウム信者が相対しているといったカッコウ。
オウムさんは音を出していることはなぁい。じゃ、あの音はなんだと怒れる503。ほぼこのやり取り。
で、最終、部屋を見せてくれ、今日はダメだ、となる。
最初に気づいたことはオウム信者である確認はされていないことであった。ヤレヤレ、この時点で気が重くなる。
これは誰か口火を切らないと訳の分からないことになると思い始め、オレが聞くのかよ、一人うっとうしくなり始めた頃、これは理事長さん、上手にお聞きなった。
相手はあっさりわれわれはアレフの会員であるとお伝えになった。けっこうTさんなる人はエライさんみたい。
そこでオウムさんは騒音が中心議題でなく、でていけ、もしくはオウムであることが問題であることを改めて確認したように思う。
そこからたぶん彼らは聞く耳を持ち得なくなった。彼らはいさせてくれとは一度も言わなかった。これもよく分からない点であった。
彼らは予断があるということ、予断を元に住まないでくれ、ということに慣れているのだと思う。そこは説得の段階で解決できるとは考えていないように思う。
おしなべてすべて受け入れる形なのかも知れない。
ここは難しいところで予断の解消を前提に話し合いを進めるならば、こちら側としては理解の度合いを設定しなくてはならない。
そのようなものはないのでこちら側としても黙っておくしかない。つまり話し合いは双方、成り立ちようがないのだ。
そこは本日、登場によってオウムさんの態度がわからない最大の点であった。

傑作であったのは警察立ち入りによって以前よりマシになったが・・・、というこちら側の質問に対して、あちら側がいつの警察立ち入りからでしょうか、と聞き返したときであった。警察は2回来ていますが・・・、どちらの時ですか、と聞き返したとき、実害被害者は答えようがなかったのである。
別に私は実害が予断に基づいていると言いたいのではない。それは伺い知れないことである。但し、管理組合の態度としては実害の当事者同士に等分に相対する必要があるということだけである。
で、結果としては素直にでていってくれ、という申し入れになり、相手も申し入れに関しては素直に聞いていたように思う。
部屋の立ち入りに関しては本日はダメだが、明日なら、という返事と、今後、騒音被害があったときにはその時点で申し入れてくれ、その場合、立ち入りもやむ得ないといった形になった。本日の立ち入りの拒否については、よくわからないところがあるが、それなりにちゃんと答えていたと思う。オウムを理由にいついかなる時でもは困るともいっていた。
それで思い出したが予断に基づくばからしさについては、その昔、遠い昔、仲間が拉致されたという情報に基づき、夜中の学友会館に押し掛けたところ、そんな事実はなく、逆に返り討ちにあった事であった・・・バカバカしい。

余韻

女性の信者さん2名の紹介があったあと、散会になったが、なんか無償に腹立たしくなり、さっさとお暇しようとしたところ、射手座の604が止めるので、まだ話があるのかとちょっと興奮気味に申し述べ、残った。
そこで私はたぶん意味不明の発言をしたと思う。なんで興奮していたのかわからないが・・・
よく人から言われる、もうジェンジェン人の話は聞かない状態になっていたと思われるのである・・・

  1. 管理組合が全住居人の意志として現在、603号室の住居人に伝えることは何一つない。
  2. オウム信者が居住することを主題にしない限り、騒音は騒音でしかない。それは603号室の住居人も等質に騒音被害を受けているという想定をした上での対処でなくてはならない。
  3. オウム信者が住まわしてくれという希望がない場合、それはそれでいいこと?だが、とどまる場合は不安を根拠に条件を付ける以外方法はない。
  4. とりあえず、なんでもいいから理事会を正常に運営して欲しい。

それにしても改めて考えてみると、改めて考えるまでもなく、どうみても、私の姿カッコウは帽子のあるなしを除けばオウムのTさんとほぼ同様なのであった・・・

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