24時間いつでも事前通告なしに立入検査できます。
使用禁止命令等を発動する要件が明確化されました。
避難障害となる物品の除去等について、消防吏員がその場で命令できます。
消防法違反で命令を受けた場合は、その旨の標識を消防機関が設置します。
オーナー責任等の罰金は、最高1億円です。
防火対象物を年1回点検する制度が創設されました。
主なチェックポイント
避難通路がふさがれていないか
防火戸は閉鎖するか
窓が避難に活用できるか
消防用設備等は適正に維持、管理されているか
消火器の位置は適正か
誘導灯が消えたり、隠したりしていないか
自動火災報知設備の感知器を外していないか
自動火災報知設備のベルは鳴るか
避難器具の周りに物を置いていないか
消防用設備等の点検を行っているか
消防訓練を実施しているか
ということは、要件としては事前通告なしの24時間立入検査、「消防吏員がその場で命令」、命令が発令された場合の標識の設置、オーナー罰金の1億円ということだろう。つまり、行政権限の強化である。うーん。改正前の最高罰金はいくらだったのだろう?この消防法というのはことあるごとに改正されるという、まったき主体性なき法律。このサイトのチェックポイントなんて従来通りであり、別段目新しいモンでもない。うーむ。