1月26日(月)
- 晴れ時々曇り。本日より休業。
- 朝、bk1より吉本「ならずもの国家異論」(光文社)来る。
1月25日(日)
- 晴れ。寒さ厳し。
- 北陸地方の大雪のため、本日件の昼の団体、1バスキャンセル。
- 帰るとき、ふと思い立ち、いつもいく(たまに行く)地酒のディスカウントショップへ寄ってみると、常きげんの山廃があったのいさんで購入。これは五百万石、精米歩合、55%。1本\2.500で小鼓の\2.700より安かった。おもわず大吟醸も注文する。帰って注いでみると色が付いている。製造月日を見てみるとH12年となっている。こういうもんか?それでも飲んでみるとこれはやっぱ格段にうまいです。
1月24日(土)
- 晴れのち曇り。
- 朝やって来ると、水が出ていない。あわてて見てみるとパイプ破裂中。水道屋へ連絡入れるもその手の件で忙しいらしく、すぐ来てはくれない。とりあえず配管を確認し、水の元を止め、修繕する。なんとかなる。なんとかなったあと水道屋来る。ついでに上水道の書類渡す。
- 「魂の酒」(ポプラ社)読む。これは素晴らしい本である。あの菊姫の元杜氏さんの酒造りの本である。酒造りのところは難しい。よくわからんことばかり。小生、かつて二度菊姫は飲んだことがある。たぶん二度目はこの杜氏さんの造りのモノではないでしょう。一度目はもう10年以上前である。たぶん大吟醸であったと思う。これはおもわずうなりましたねぇ。いわゆる北陸の、天狗舞、立山、これは格が違うと思いました(でも天狗舞はやっぱ素晴らしい!)。杜氏さんによると酒は「喉」で飲むということがあるんだそうである。これはよくわからん。昨日から喉を意識して飲んでみたのであるが、やっぱよくわからん。しかし、この酒造りは確かに日本酒つーものは「魂の酒」であると深く深く敬意を表したいんである。誰か「常きげん」大吟醸くだせぇ!
1月23日(金)
- 晴れ。今年一番の冷え込み。二の瀬の鉄橋はマイナス5度。
- 突然ではあるがシグマリオン3を手に入れる。これは賀茂へ帰ると手持ちぶさたなので手頃なものを捜すともなく気にしていたら、なんとMK石油(つまりドコモ)では¥28.000とのこと。ジョルナダもほこりのまま、ザウルスもスケジュール管理のみでもうこの手のモノには手を出すまいと堅く心に誓ったのではあるが、この金額にはまいってしまった。どういう金額設定なんだ?で、やってみたところ、なかなかくせ者でまず同期に躓く。小生のマシンは前面にラトックのUSB2のポートをセットしてあるのだが、これ経由でやるとデバイスを認識しない。試しに背面のオンボード(つまりUSB1)でやってみるとやっと認識した。最初はモバイルカスタムなるものへのアクセス方法がわからなかったのだが、よくマニュアルを読んでみると、なるほどということになり、賀茂はPHSの64で落ちるから、帰ってからatokやらアップデートやらやってみる。これは便利である。しかし、有償ソフトのdlの方法がまだわからん。CEファンの情報から日記ソフトのKMHPDiary
for H/PC Ver.2.6を落としSDカード経由でインストールし使ってみる。これで帰って寝るだけであった毎日から少し解放されるか。
1月17日(土)
- 曇り時々小雪、のち曇り。冷え込む。太郎クンは今日から大学センター入試。
- どんどは雪。ヤボ用でほとんど参加できず。
- ネット予約確認の連絡ミスで掲示板に書き込まれる。こういうことをする前に電話すりゃいいのにと思うんだが・・・。
- 昨日別冊Niche(批評社)、吉本インタビュー、三月書房で購入。おもしろいのだが、吉本がバカにしている遺伝子生物学者が誰かわからん。文脈もわからん。ドーキンスか。最近、万葉集に凝っているので「初期歌謡論」読む。
1月14日(水)
- 雪。
- 今日は歌会始の日であったが、雪かきに追われて忘れておった。しかし、大岡信が召人とは笑わせる。歌会始の召人の歌としてはたぶんラディカルなモンなんでしょう。(いとけなき日のマドンナの幸(さつ)ちやんも孫三(み)たりとぞe(イー)メイル来る)しかし、くだらない。こういうのは媚びと衰弱というモノだ。(いつぞやお題、たぶん光だったとおもうがその時の召人が誰であったか、忘れたが思わず声を上げるほど素晴らしかった。)こういうバカバカしさが歌をめぐる第二芸術論以来のバカバカしさだ。小生、たまたま万葉集最後を飾る大伴家持の歌、「新しき 年の初めの初春の 今日降る雪の いやしけ吉事」、この歌が何故、万葉集、最後の歌なのか、しみじみ思いをはせるんである。これは大衆性などというモノではない。
1月13日(火)
- 曇りのち雪の気配。かなり冷え込む。
- 午後、お宮から急遽電話が入り、神社でソニンなる歌い手のデモに立ち会う。寒かった。この少女の頑張りに少々せつなく、幸を祈る。
- この何日、藤原帰一「正しい戦争はあるのか」(ロッキングオン社)、「戦争を記憶する」(講談社新書)読む。藤原はテレビに出ているとそれなりにかっこいいが、文章はまったく読みにくい。「正しい・・・」はインタビュー本であるが、やっぱ読みにくい。日米安保は他国から見れば軍拡阻止の側面があるぐらいが記憶にあるぐらい。結局論議自体がよくわからん。んなことしていたら右源太のHクンがこの本を読んでくれと持ってくる。正月に彼の紹介で宿泊を受けた天野礼子サンなる人の「市民事業」(中公新書ラクレ)。ちょうど「財政から見た日本経済」(光文社新書)を読み直していたときであったので、まぁ、よくわかる論議ではある。バイオマス、EMなど啓蒙されるところが多かった。んなことでついでに土居丈郎のサイトから「三位一体改革」の成果と課題、農林通産省の「バイオマス・ニッポン総合戦略」、pdfファイル落とす。「公共」とは何かがよくわからん。結局自立する市民?は市場的な税負担者?。頭は混乱中。
1月12日(月)
- 快晴。
- りこサンとともクンと初寅詣で。ちなみにおみくじは半吉。ちなみに文面は「何ごとも心のままになりぬれど道はかどらぬ老いの足どり」。うーむ。
1月9日(金)
- 晴れ。
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中上健次資料室にて |
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中上健次のお墓参拝 |
1月8日(木)
- 雪時々曇り。
- 4日の夕方より尾鷲へ出向き、昨日帰郷。尾鷲ではずいぶんのんびりさせてもらう。
- 6日にともクンと那智までロードスターに載ってドライブ。最高の日和とまではいかなかったが、午後から晴れになり、ロードスターで走るにはいい感じになる。日が落ちてからは寒かった。が、幌は閉めなかった。3時前に新宮まで戻り、中上健次の記念館?を捜してみようと思い立つ。さて、どうしたらいいものか。市内を一通り走ってみるものの、わかるはずがない。で、新宮高校交差点の近くに本屋を見つけたので、本屋なら知っているんではないかと思い、入ってみるとなんと入ってすぐに中上健次のコーナーみたいなモノがあったので、これは正解といきり立つ。レジの店主らしき人に聞いてみると記念館はまだないけど、資料室が市立図書館の3階にあると答えてくださり、親切に道順も教えて下さる。ずいぶん中上に関してお詳しそうではあったが、要らぬ事は一切おしゃべりにならなく、そうかといって事務的でもなく、なかなか良い人であった。少し気分が高揚し、悪いので、ともクンに何か欲しい本があったら買ってやるとご機嫌気分で勧める。彼はハリケンジャーの本を選択し購入。彼もご機嫌になる。ナンとなればこの手の本はちゃあちゃんさんには買ってもらえない類のモノらしい。すぐさま市立図書館へ出向き(これは小さな建物でした。)、ともクンととことこ3階まで上る。勝手に入っていいものか、わからなかったので2階の事務室らしきところで談笑されている方々へ、その旨告げると、勝手は困るわ、私が係りと、キーを持ち出し案内して下さる。資料室は鍵がかかっていた。6畳ぐらいの部屋で中上さんの雑誌類、つまりは資料と生原稿などを閲覧できる。高山文彦が中上健次伝なるものを用意しているのは聞いてはいたが実際発表しているとはしらなんだ。あとから思えばコピーしてもらえばよかった。別段資料室で何か調べものをしたいわけではなかったのでお墓の場所を聞くと、そういう人用に案内図を用意してあった。親切なお姉さん?に(何でも今年始まって初めての来館者であったらしい、たぶんこの人がHPの便りをお書きになっているのでしょう)お礼を言ってお墓を目指すことにする。お姉さんによれば場所はわかりにくいもので、大石誠之助とかは案内看板があるらしい。少し不安そうではあったが、別に見つからなくてもいいですから、と再びお礼を言ってお暇する。
お墓は確かに見つかりにくいモノであった。地図どおりいくと山の頂上でぐずるともクンを背負って行くことにしたが、道に出てしまう。あたりは墓だらけナンである。もう一度戻り、一角をすべて見て眼下の一角を見ていると大きな墓石の後ろに都はるみと原田良雄の名前を見つける。これだ。つまり通り過ぎていたのだ。立派なお墓でありました。まずはともクンの写真を撮り、次に小生、ともクンに撮ってもらう。大丈夫か?ともクンはわけわからんが、おばあちゃんの影響で「喜んではるなぁ」とすがすがしく感想をのたまい、こちらもすがすがしいお参りを終えたんである。5時過ぎに尾鷲に戻る。休日らしい休日であった。
1月4日(日)
- 曇り時々時雨。
- 昨夜、NHKのドラマ「老いてこそ?」なる番組を見る。これはドラマとしては中途半端ものではあった(事件がありすぎ、その点、主題は違うとはいえ、倉本聡「幻の町」は偉大だ、TBSは何度でも放映すべきだ)が、やっぱ三国連太郎、渡辺美佐子は見させてくれます。終わってから「ブラックジャックによろしく」なる番組を見たが、ストーリーがわからんのは良いとしても、石橋貴明さんがシリアスは芸人としての衰弱である。さんまが戦争ドラマにでていたらしいが、これはたぶんまじめな人を演じたものではないだろう。まぁ、そんなことを別にすればウォーターボーイズ主演の男の子はいいですねぇ。きょうび、ここまで清潔そうな男の子を見たことがない。しかし、テレビの連ドラで主演を張るのはたぶん無理でしょう。こういう人が主演というか、人気を博すようだとかえってニッポンも危うい。そこは人気というものの難しいところだろう。それにしても良い役者さんが減ったもんである。テレビの時代というモノは難しいモンである。スマップはどういう年の取り方をするのだろう。ちなみに「白い巨塔」はけっこう視聴率がいいドラマだそうである。昔を知っているものは見る気がしない。つまり年を取っただけかもしれん。
1月3日(土)
- 晴れのち時雨。今年はF会、八坂さん、参列せず。
- 元日の飲み過ぎてなんら緊張感?のない正月となった。
- だらだらと日本の正しい正月となった。
- 三月書房のメールマガジンを読んでいると白川静の「常用字解」が本として最後に残るモノになるだろう、と書いてある。なんでも辞書は電子ブックの売り上げが「本」を抜いたらしい。白川静のこの簡易版が何故本として残るのか、よくわからんところである。これも電子ブックにしてくれた方が、あるいはwebの載る方が「使い」安いと小生は思う。技術的なことを別にすればつまらぬ思い入れである。現状、電子辞書が書物と違うのは選択しか見る事ができない点である。周辺語句が見られるものがあるのか、どうかは知らん。調べるためのみには電子辞書の方が使いやすいに決まっている。もともと辞書はデーターベースだから電子辞書が成り立つんである。
ところで気になるのは白川漢字学?なるものはどういうものなのか。高島俊男さんが白川さんに触れているのを聞いたことはないし、確か高島さんの先生は藤堂なる漢字の先生で、たぶん白川静とは相容れない方だと思う。白川さんの論拠の要は「説文」の解釈をまったく認めないところにあるらしい。それは金文、甲骨文字、発見以前の漢字の意味体系だと言うことである。例えば我々がよく見聞きする親という字は木の上に立ってみるとか、食という字は人をよくするとか、白川漢字学からすればまったくバカバカしい説明になる。しかし、よくわからんのはそれもまたそれなりに納得できるのは何故なのか。「常用字解」は中高生のために白川さんが書き下ろされたものらしいが、これはよくわからん。しかし、そういう啓蒙というか、媚びがないところが白川静らしいところ。ぜひとも高島先生のコメントを聞きたい。
1月1日(木)
- 晴れ。
- 昨日はそう遅くはなかったがどういうわけか、やっぱ二日酔い。
- 昨日は何年ぶりかでわりに落ち着いて紅白をとびとびにではあるが、見た。残念なのは森山直太郎さんを最初から見られなかったことである。香西かおりさんの「無言坂」がよかった。この歌は小生のカラオケの十八番のひとつである。玉置浩二の作曲である。なんで紅白にでるのかはしらんが、でるのであればいつもこの歌ででて欲しい。
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