10月27日(水)
- 雨のち曇り。
- イヤハヤというべきか、唖然というべきか、水災害と地震はどっちが大変か、というか、えらいことになりました。いずれ我が周辺も復興支援の声が聞こえてくるような気がする。聞かないフリをする意外にないか。それにしても今朝のイラク人質はまったく以て間が悪いというか、顰蹙モンというか、猿芝居というか、誰一人同情する人がいないというか、いよいよバカバカしい。そんでもってこの人質さんが新潟出身でご家族が避難中ということになればいよいよバカバカしい事態である。
- ところで昨日、田宮版「白い巨塔」の放映を見る。見てみるとこれはダイジェスト版のようである。まぁ、小生、年をとったことになるのでしょうが、やっぱ唐沢版?は見られたモノではない。山本学のまさしく「里見先生」というか、清潔さはどうだ?曽我廼家明蝶、佐分利信、金子信雄、中村伸郎、加藤嘉、岡田英次、大地喜和子、島田陽子、もうでてくるだけで涙モンである。もうこれ以上あり得ないキャスティングのような気がする。唐沢版?で健闘していたのは財前の妻を演じた宗教団体の長と結婚した人、これは旧版の生田悦子と渡り合えていたような気がする。あと、里見さんの奥様役は上村香子、水野真紀、ここらはこういう感じ。まだ高橋長英は出てきていなかったが、唐沢版の高橋長英の役も、重要な看護婦の役もそれはそれで健闘していたような気がする。しかしそれにしても、島田陽子はあの頃は輝いていたんである。随分というか、恐ろしく変わったモン。
昨日の場面では、財前がなんかのパーティーの下準備に追われていてたまたま食堂で里見とお話しする場面。田宮二郎が山本学に「きみはいいねぇ・・・」としみじみ見つめながらため息をつくところが異常によかったと思うんである。それにしても大地喜和子は今から思えば希有な女優のような気がする。創作者を鼓舞する役者というのはこういう人をいうんでしょう。存在自体が現象を招くような存在。そういう役者も本当に少なくなりました・・・。
10月21日(木)
- 雨のち晴れ。台風一過。
- 昨日は恐ろしかった。久しぶりに消防団らしかった。台風23号は午後7時前後、かなりの雨。後からの情報では花脊峠37?ミリ云々といっていたので、三十なにがしかの降雨量というのはあのくらいなんだろう。恐ろしいぞ。それからわが倉庫の前で土砂崩れである。これは少々付き合いにいって、初めて地鳴り?らしきものを聞いた。これまた恐ろしいぞ。で、消防でK男くんちに詰めていて、気になって田舎のMクンに連絡を入れたところ、まさしく避難中とのこと。懐かしい。あのあたりは昔カイコ畑でよく水が浸かったところである。それでもMクンは「はよ、立て替えている香典代を送れ!」とのたまった。大丈夫だ。ところでヒロちゃんを迎えに田舎へ昼前にでたおふくろはなんと4時頃到着の報。なんでも9号線は大渋滞らしい。久しぶりの由良川の大暴れと言えよう。うーむ。
- 懐かしい洪水?と言えばところでダイエー。ダイエーの歩みは小生の歩み。これはほんといろんなことを考えさせられます。消費とは何か?やっぱ小売業というモノはソニーやホンダと違う悲しさがある。一方、イトーヨーカー堂はちゃんとやっている訳というか、高笑いというところで、そこは中内の出自に対する佐野の共感もわからぬでもない。高度成長とバブルというのは物語のある魔物である。小生、プロジェクトXなどバカらしくなってきた。終わりなき世界と管理。消費と否定。難しい。結局、同じことをとことんやり続けるとまた元に戻るというか、辛抱しているとそのうち訳のわからぬ脚光浴びるというか、とことんバカらしい世界である。しかし、とことんバカらしい世界もまた動機付けになるわけで、資本制とは何者だ?バタイユではないが「人間は終わることのない仕事の内に疲れ果てる定めなのである。」
10月19日(火)
10月18日(月)
- 晴れ。快晴。本日休業。
- 都設備、排水管水漏れ工事。
- 観光会集金。
- 午後からヒロちゃんを田舎へ送る。
10月16日(土)
- 晴れ。快晴。本日より大型車両通行止め始まる。
- 土曜日の朝はNHK歌壇から始まる。今週は小生の好きな小島ゆかりさんである。いい人であるなぁ。このNHK歌壇の選者はほんとビックリモンの歌人が出てくるのでつまりびっくりもん。
- 最近気になることはPCを起動するたびにWindoowsのアップデイトでSP2の導入を促されることである。小生、いままで自動更新というのか、更新の通知機能をONにしているので素直にアップデイトをしてきた。しかし、さすが今回は躊躇している。マイクロソフトでの情報をあさってみてもいわゆるメーカー情報でしかないので自作ユーザーにとっては怖い。問題を起こす可能性はドライブ類とアプリケーションであるが、特に小生の場合、会計ソフトが怖い。やろうかと思ってはみたが、そこは会計ソフトメーカーで確かめてからすることにする。
- ところでダイエー。ダイエーの創業は昭和32年らしい。ということはほぼ小生の時間?と一緒である。佐野真一の「カリスマ(中内功とダイエーの戦後)」は以前購入したはずであるので気になって探してみるとなんとか見つかる。この書物の出版は1998年である。事態は佐野真一の予想どおり進んだと言えるだろう。「戦後」に対する中内の態度が結局「戦後」への回帰であったというのが佐野の中内批判の要である。佐野は自身が小売業の息子であり、中内への共感を込めながら、「戦後」の検証を進めている。俄然おもしろい。中内の原点である、フィリピンルソン島での戦争体験。生き残りとしてのいっかいの薬屋の息子はどう戦後を出発したか。これは数多の「中内」を考える上で興味津々。流通革命に果敢に挑戦した人物が結局いわばアジア的な「カリスマ」を核にしていたのかもしれん。そしてたぶんに共通項として我が国の「戦争」を出発としたんである。いろんなことを考えさせられる。
10月15日(金)
- 晴れ。快晴。M会役員会。
- デリダが死んだらしい。少々驚く。しかし、別段、よくわからん。が、デリダの京都案内は何を隠そう小生である。うーむ。
- この週末、若中旅行であった。メインは白川郷であったのだが、時間がないわ、イメージと違うわで少々よくわからん旅行であった。で、帰ったその日に店は稼働していないのに便層に水がたまりえらいことになっておった。で、最終、やっと昨日原因がわかる。原因は排水溝からの水の侵入である。もういいかげんにしてくれ、といいたいところ。便層に侵入されるのは困りモンであるが、館それ自体に影響がないという意味では一番有難い困りモンなのである。不幸中の幸いである。ということで、しかしそこはよく考えれば何故かくもまったくこちらに非があるわけでもないことが原因で、この資金繰りに思いやられる毎日にさらに追い打ちを掛けられるのか、少々頭に来たので区長様にお願いし、排水溝の管理者は行政にあるかもしれんと思い、相談してみる。下水のないところなので難しい話かもしれんが、聞いてみてナンボである。すぐさま区役所の出張所の所長さんにお見えいただき、調べてみましょうとのお返事をいただく。ついでに件の敷石も見ていただき、〈現場〉らしい対応をして下さる。あとで別件の用事のため出張所へ立ち寄ったが、所長さんにも上水道担当のTはまったく聞く耳を持たなかったらしい。しかもTと小生の話は所長さんの話ではくいちがいがあるとのことである。これには少々頭に来たが、小生、この件に関してTと話す気はないので、それはどうでもよいとする。とりあえずどうでもいいので、なんとか、この要らぬ出費をなんとかしていただきたい。おねげぇします、お代官様!
- ところで、梨田の会見。これは泣けました。男である。さすが西本近鉄残党?
- ところで今度のザウルス新型はなんとHDD搭載。電池の持ちはどうなるのだろう?
10月9日(土)
- 雨のち曇り。
- 昨夜から今年最大の台風に備えて川の方は完全準備で備えていたが、台風の影響は全くなし。ただし連絡の取れなかったバイトのOさんには貴船口で¥1.000を渡し帰ってもらう。彼女はまったくなんのことかわからなかった気配であった。
- 昨夜気になっていたミュージックステーションでみたラップの男の子たちをレンタル屋サンで探すが、まず名前がわからない。さすがに嫁ハンもラップは知らないようで、急に思いついてK男クンチヘ連絡を入れ、さやかに尋ねてみると、さすが、さやか、これは知っておりました。しかし、曲名までは知らなかったようで、帰って調べてみるとORANGE RANGEというグループの花というらしい。小生の借りてきたCDにはない。こういうややこしい奴らは、しかし、たぶん音楽のドジョウはあるような気がするんである。少なくともガクト?なるひとよりは音楽である。しかし、借りてきたCD、これはやっぱ聞けん。うーむ。ということでついでに借りてきた財津和夫とマイリトルラバーに落ち着くのであった・・・。
10月8日(金)
- 雨。台風接近中。
- 午後から風営法管理者講習。様々な人に出会う。
- 今年最大の台風接近中につき(今年は最大の台風が多すぎる)、明日の客もキャンセルになり、早じまい。返却期限切れの「たそがれ清兵衛」を見る。山田洋次(岸恵子、なんで岸恵子が出てるのだろう?)のナレーションはいらぬものだが、これは泣けました。突然、宮沢りえに出陣の仕度を頼むのはよくわからんが、ドラマが成り立たんところ。しかし、痴呆のばあさんと宮沢りえの最後のやり取りは圧巻?ではあった。それでもしかし、この手の映像ではなんといっても「天城越え」の田中裕子である。ふと思い出したが「泥の河」のキッチャン?もいたなぁ。夜はなんとかアメリカという映画をテレビで見る。
10月7日(木)
- 曇り。本日休業。床几干し。
- 急に思い出し、風俗営業に伴う、川床撤去申請に下鴨署までともくんと行く。
10月6日(水)
- 晴れ。
- 街道掃除。
- 学生アルバイト情報ネットワークに登録したのだが、いまいちシステムがわからない。で、電話してみる。情報の掲載に対して対価を支払うモノ、という説明。当方、今週末のみを注文?してたので、そういう場合はとってももったいないことになる。それでは今月(10月)の求人予定をすべて登録した方がいいとのアドバイスで、親切な対応で修正していただくことになる。そういうもんか、これで求人がなければ無駄金になると考えていたところ、これはすぐさまレスポンスがありました。ということで少しバイト求人に関して展望が開ける。
- 午後から京野菜提供店の認証式。八条口まで行くともうそれはすごいタクシーの縦列である。ホントに景気は良くなっているのか。
この認定には手こずったというか、いい加減に処理していたというか、しかし、出席できないとすれば送ってくれればいいものをと軽く考えていたがけっこうたいそうで、最終残っていた2店の式典であり、当方ともう一つは宇治のO氏であった。とても納得できるメンバーである?
10月4日
- 晴れ。
- 午後から床几干し。
- 京都市より地域水道の担当者が久しぶりに顔を見せる。承認書とのこと。で、ついでに以前に聞いた店前の敷石の件を尋ねてみる。結局、たぶんなぁーんの検討もしていないのだ。少々頭に来たので、とことんやってやろうかと思ったが、そこはあきらめる。が、誰の見解か?と聞いて、私です、とは笑わせる。〈私〉というのは〈京都市〉か?と尋ねると、まぁ、そういうことですとのたまう。現場のヤツが、真摯に、いったい何に困っているのか、受けとめず、聞かずで、どういう立場なのだ?。勘違いも甚だしい。今から思えば、この御仁、加入申請の期限切れをめぐっても、えらくあっさりお認めになった。こういう奴らは公僕の意味を今一度かみしめるべきである。公のサービスを受けるということは何も対価としてではない。これは甘えではなく、あるべき生活に対しての公僕であるべきである。地域の担当者は、地域の事情と結論の狭間でこそ、公僕であるべきである。少々大げさにいえば、わたしは実務の処理を至上とする役人の失墜を信じて疑わない。今度こいつと何かあったらとことん息巻いてやる。
10月2日
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