ある日のりこちゃんとともくん

断酒亭日乗11月

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11月23日(火)

  • 晴れ。快晴。もうめちゃくちゃのお人である。が、昨日に続きまったく暇である。これは経済学的には新古典派に軍配を上げるべかもしれん。つまり送り手サイド(大げさにいえば供給、つまり簡単に言えば当店)の問題であるかもしれん。値下げに屈するべきというか、知恵を絞れというべきか。
  • スターチャンネルという番組を見ることが可能なんであるが、本日、お昼間、偶然つけているとアシュレイ・ジャッドが出てきた。なんでもハイ・クライムズという映画であった。小生、フィジーからの返りの飛行機で見たダブルジョバティー以来、アシュレイ・ジャッドのファンなんである。

11月21日(日)

  • 晴れ。快晴。もうめちゃくちゃのお人である。が、まったく暇である。
  • 昨夜、消防班長会議を終えて、夜のお弁当を買いにサークルKまで下がると、声を掛けてくる女性があり、一瞬戸惑ったが、Tサンという人の娘さんであった。ご亭主と一緒で、御出産後初めてお目にかかる。何故か、無性に照れてきて弱ったのであった・・・む?。
  • なんでこんなモンを注文したか、まったく思い出せないのだが、水木しげるの「のんのんばあとオレ」(ちくま文庫)がbk1から来る。これは昔あったちくま少年図書館のシリーズの文庫化らしい。ペラペラ見ていると楽しい読み物。なんでも水木しげるは少年時代「もっぱら・・・、家の前を人が通るのを、この人たちはいったいどこへ行くために歩いているのだろうと、人のあとをついて歩くことを趣味としていた」らしい。そのため少々頭が弱いと思われていたらしい。わたしゃ、いまでも店前でのマンウォッチング?を趣味としているが、やっぱ世間的には変わり者というか、変な目線で見られている?
  • ところで今日、お昼間御飯を食べながら、たかじんの「そこまでいって委員会」を見ているとなんと静岡大学の伊豆見さんが北朝鮮問題をめぐって講師としてでていた。これには少々驚きました。まぁ、この番組はたぶん関東ではあり得ない類の番組なのだが(たぶん関東の人〈浜田某、三宅某、宮崎哲弥、田嶋陽子など他〉はみな楽しそうに出ている)、しかし、伊豆見さんはどう思って出演されたのかよくわからないが、よく健闘されていたというか、プロデューサーをほめるべきというか、この番組を少々見直したのであった。なんとなれば伊豆見さんはこの問題をめぐってはハト派というか、宮崎哲弥的には外務省主流派(宮崎自身の発言)らしく、世論の雰囲気とは違うんである。そこへ、ざこば、モモコなどがばりばり素人的タカ派の雰囲気で素直に質問するのだ。つねであれば席を立つヤツも出てくるわ、もうメチャクチャなんである。そこを箸にも棒にもかからぬ学者の雰囲気と、いうときにはいうぞといった冷静な対応で処理するんである。けっこう親切でもあった。おかしなものを見た・・・。
    話は変わるが、大竹まことが関西のテレビはすごいと、阿川某女子(阿川弘之の娘)に述べていたことがある。なんでも大竹まことは朝のべかこのワイドショーに出演したとき、世はタマちゃん騒ぎのおりで、話題がタマちゃんになったそうである。そこでべかこを中心とする関西の芸人はタマちゃんがどうやねん?、といった感じで始まり、最終、中田ボタン?の「わし、タマちゃん着とるでぇ!」で終わったらしい。で、大竹まことがいうには関東であれば苦情の電話が殺到するだろうが、苦情電話は一本もなかったらしく、いたく驚き感心していたのであった。うーむ。

11月17日(水)

  • 晴れ。快晴。
  • 両替に行く途中、NHKラジオで例の富沢一誠のオススメシリーズ。稲垣潤一がカヴァーアルバムをリリースしているらしい。放送されたのはナント丸山圭子の「ぞうぞこのまま」。ご丁寧に丸山版からの放送になる。稲垣潤一は極上のヴォーカリストである。今でも覚えているのは「奥尻を救えコンサート」での「なごり雪」と、ミュージックフェアでの「愛のハーモニー」。特に「愛のハーモニー」は素晴らしかった。これは八神純子ともう一人は覚えていないが、三人のジョイントで、八神純子は稲垣潤一が入ってくると、驚きの模様で心底「(歌が)うまい!」といった表情をした。それをよく覚えている。小生なんか、そのとき、スティービーワンダーより上手いというか、いい、と思ったモンである。が、この「ぞうぞこのまま」に関してはいまいち。稲垣潤一は録音された声になると、どうも細く高い感じに聞こえてくる。これは以前CDを聞いたときも思った印象。かえってコピーの感じで歌ってくれた方がよいような気がする。つまり富沢一誠とは別意見である。

11月16日(火)

  • 晴れ時々曇り。少々寒くなる。
  • もう大丈夫だろうと、新券のお札の両替を頼むとひとり30枚(\1.000札の場合)までとおっしゃる。\5.000札の場合も\30.000までで、上限¥3万までというのがよくわからんところ。で、他行でも電話で確かめると同じく3万円までとおっしゃる。新札の発行というのは大量に刷って、旧札を早く回収するというモンでもないらしい。うーむ。ということで10万円分両替しようと思えば4件銀行を回る必要があり、バカらしいのでやめる。
  • 森嶋通夫の「サッチャー時代のイギリス」(岩波新書)をスーパー源氏で調べてみるとこれはたくさんヒットした。こうなると何でもあるような気がして岡崎次郎「マルクスに凭れて六十年」(青土社)をあたってみると、まったくダメ。スーパー源氏でヒットしないと妙に訳もなくかなりダメージがあるのであった・・・。ところで、なんでも岡崎次郎はこの本を最後にまとめて奥様と一緒に黄泉の国へ旅立たれたらしい・・・。死体が見つかったのかは知らない。
  • ところで拉致問題はいよいよ怪しくなってきた。恐ろしい事態に突入しつつある。世は冷静のような気もするが(なかなか共有できるモンでもないかもしれない?)、今後、新聞やテレビ報道は見ない方がいいかもしれない。それにしてもイラクをとってみても、どこの誰が兵器を供給しているのだろう?いよいよわからん。冷戦の名残なのか。ビンラディンとともにアメリカが探してる、なんとかというアルカイダの指導者はインターネットで徹底抗戦を呼びかけているという。確かにインターネットは分散システムの発想がその出発なわけだが、あの報道されているようなイラクの惨状の中、パソコン眺めて徹底抗戦に応えているのだろうか?なんかそれ自体間抜けな戦争のような気もする。まことバカらしさはいつでも自分の鏡なんである。

11月14日(日)

  • 曇り。
  • 午後から乙文さんのご葬儀で出かける。初めて島原なるところを歩く。京都である。
  • たまたまスーパー源氏で調べものをしていて、複合的に再び「相楽総三とその同士」(中公文庫絶版)を検索してみると、ナントあたる。さっそく注文し、返信がないのでどうなっているのか、気になっていたら、本日、突然送られてくる。発送とメール連絡が一緒であったらしい。やっぱネット世界は素晴らしい。それにしても古本屋さんが自分のところの文庫本までデーター管理しているとは驚きではないか。よくすぐさま見つかるモンである。さすが、神田ということか。で、読み始めてみるとこれは最初から涙、涙で、まさしく瞼の母、長谷川伸。長谷川伸が何者か、よくしらんが、昔の文人はエライもんである。文人といえば「男の隠れ家」に吉本の書斎が載っているが、内藤陳の書斎には笑ってしまいます。これはどう見ても巨大なゴミ箱でしょう。
  • ところで本日のほぼ日、声に出して読めない日本語(それにしてもこの命名は素晴らしい、ホント笑ってしまう)は、スゴイ。

11月10日(水)

  • 晴れ。
  • 昨日は例の交通安全管理者講習でみなさんと豊岡、出石の台風被害を見学に行くことになる?朝は市場で朝食になり朝からのビールはやっぱうまい。大常連のYさんにお出合いしたのにはまいった。
    但東町あたりから、川の被災状況はかなり悪く、出石でよく行く蕎麦屋の茂平さんがどうなったのか、気になってはいたが、別段町は見た限り通常どおりであった。 豊岡もしかり。どうもテレビ報道というのはよくわからん。まぁ、2週間はたっているので、復興はかなり進んでいるというか、人々はたくましいというか、用意した長靴も披露する所などどこにもなかったんである。少々気が抜ける。で、そこは件の城崎の森津屋さんで蟹をよばれ、午後9時城崎出発。12時前京都着。

11月8日(月)

  • 晴れ。

11月7日(日)

  • 朝曇りのち晴れ。快晴。
  • もみじ灯籠である。なんでか、小生、反対ということになっておる(まぁ、反対は小生の信条でもある。その昔、金子光晴は「ぼくは反対するために生まれてきた」と歌ったことがある)。別段、反対しているわけではない。ただ、バカらしいだけである。どうも、この2番センジというのがゲセン。貴船もとことん、安っぽくなった。どこにでもある風景に成り下がりつつある。5日、消防広報当番で夜回りをしていたが、午後9時頃、おふくろがひとり灯籠を片づけている姿に偶然出会い、人知れず涙した・・・。どこぞの奴等は毎日々々、午後9時まで付き合うわけでもあるまい。輪番の出来ないお店もあるわけだ。まったくバカらしい。こうなれば、とにかく堂々と、そして粛々と右にならえ?するだけである?
  • ところでまたしても西武。いったいどうなっちまったんだ?これまた戦後、高度成長、バブル、西武王国はついに天皇領?を越える土地を持つまでになったんである。これは逆に貨幣への信仰はますます強くなっていることの現れなのか。恐るべきハイパーインフレと恐怖をあおったのは誰だ?
    世情はますます暗い。