ある日のりこちゃんとともくん

断酒亭日乗6月

2005年 1月 2月 3月 4月 5月

2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
12月
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
99年 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

google yahoo

6月29日(水)

  • 雨のち曇り。
  • くだんのカード会社へ再び連絡を入れる。今日は紳士的にいこうと方針を定める。言い分は通らないと思うこと。それだけ。で、まず大手、これは担当者、電話の印象からだけでは非常に好意的に受けてとめてくださった模様。次に二次的というか、代理業務的というか、いわゆる子会社だと思うが、つまり地元の金融機関の子会社である。これは言葉遣いに特に気をつける。が、これはまったくダメ。当たり前というか、自らで決済できない部分があると思う。小生思うに、カードの手数料に違いがあるのがわからない。カード会社の手数料に関する言い分はこうだ。つまり、売上高。取引額が多い加盟店の場合、手数料率は下がる。これはよくわかるようでわからない話。カード精算は基本的には顧客の選択なんである。こういう市場?というか決済業務?を個別加盟店で考えてどうなるというのだ。カード会社は手数料は加盟店さまとの取引になるとのたまうが、それはいわば形式的なすり替えで、単純に顧客からの引き落としから自動的に抜いているだけであり、そこには顧客との信用はあっても加盟店に対する信用リスクも元々ないものだ。まして通信端末が行き渡り、どうみても同一的な決済業務である。もちろん、それぞれのカード会社はカード会社同士の競争があり、経費的になり、営業的になり、手数料率の根拠をいうかもしれない。しかし、それは手数料率に還元する話ではない。そうであれば売上高、というか、カード使用高が多い加盟店ほど逆に手数料率を高くするべきである。つまり使用率に対する営業的付加?が合理的である。例えば世の旅行代理店の金券(クーポン)の類などの手数料(いわゆる送客手数料)は、そうなっている。その恩恵に被る必要を望まないこと、言い換えれば、単なる決済業務自体として捉える加盟店がゼロ地点の手数料であるべきである。要するに弱いモノいじめなのだ。ざけんなよ!

6月28日(火)

  • 曇りのち夕立。勇み足で床几を上げてしまう。うーむ。
  • 今朝から急に思い立ち、懸案のカード手数料の件で各カード会社へ連絡を入れる。今(本日午後7時前)から思えば、皆カード会社は親切に担当者に後ほど連絡を入れさせますと答えてくれたが、レスポンスは1件。ざけんなよ!で、その1件、なかなかスリリングなやり取りとなりました。結局、わずかに下げていただいて、どっちに軍配を上げればよくわからんが、最後に相手がのたまったのは下鴨署からの天下り?らしく、小生もご存じであったらしい・・・。つまり、世間というモノはそういうモンでよくよく言葉は選んでしゃべらなければならないという、毎度の教訓。うーむ。
  • いよいよiPodの次期バージョンが発表されるらしい。どういうバージョンアップか、興味はシンシン。結局今までのバージョンアップは内容的には別段驚くモノではない。もともとHDDは日本の技術に依存しているし、いきなり40時間は無理だろう。

6月27日(月)

  • 曇り。目がかすむ。
  • 水祭りのお供え、本年は通常の範囲でお渡しする。
  • 午後から料理組合実行委員会。終わってから、まぁ、せっかく二条まできたので、恒例というか、三月書房へ寄ってみる。宍戸さんがレジに座られていた。少し弱られていたが、お元気そうで、互いに「こんにちは」する。
  • そういえば奥崎謙三が死んだらしい。報道によれば晩年の入院先でさえあたりはばからず「バカヤロー!」と叫んでいたらしい。
    確かに原一男監督の「ゆきゆきて神軍」を見たときは少々驚いた。この映画を見るまで奥崎謙三が皇居でパチンコ玉で天皇をねらったことは知らなかったし、この戦争時の上官に対する異常とも覚える執着は迫力があった。こんなオッサンに実際に面と向かうようなことがあれば何か言えるほど度胸はないが、しかし、なんかちがうんじゃないか、と今も思う・・・。まじめが度を過ぎるとこういう事になるのかもしれん。戦後60年である。奥崎は「バカヤロー」とまさしく60年言い続けたのだ。
    それにしても奥様、存命されているのか、どうかしらんが、家の中の「無気味なモノ」に最後までお付き合いされたわけで、それだけでも奥崎の生涯も何ごとかではある?いや、少しの記憶には映画の中で亡くなられたシーンがあったような気もする・・・。そこだけが映画のような気もしたような気もする・・・。ということは奥崎が獄中にはいるときはひとりになっていたのか?どうだったか?

6月26日(日)

  • 晴れ。忙しいことを予想し万全体制を取ったがそうでもなし・・・。
  • 朝からNHKの取材。おかげで締めを忘れそうになった・・・。
  • 昨夜、大垣書店からの連絡で本を取りに行く。なんだかわからなかったが、なんとハイデガー全集「哲学への寄与」(創文社)で、レジで見つけたときは思わず声を出してしまった。店員もビックリしておった・・・。ちゃあちゃんさん、カード使ってしまいました・・・。
    最近小生がやっていることはほそぼそと「形而上学入門」と三浦つとむの「弁証法はどういう科学か」(講談社新書)をペラペラ読み進むという、なかなか複雑怪奇な作業である。50前のオッサンがやることでもないような気がしないでもないが、少々思うことがあり、つまり、去年か一昨年に橋爪大三郎の「はじめての構造主義」(講談社新書)を読んでからなんだかすべて腑に落ちるような気になったんである。ストロースはさておいてもバタイユから柄谷から「ローマ書講解」までもなんだが読めるような気になってきたのだ。ワタクシは橋爪さんの「はじめての構造主義」を若い経済学学徒・歴史学学徒・哲学学徒にお勧め致します。まぁ、ローマ書は富岡幸一郎の「使途的人間」に負うところが多い。「形而上学入門」は前半はよいにしても後半というか、存在概念のギリシャ的な検証?のあたりはもうナンのことかさっぱりわからなくなり、眠る前にはもってこいである。まぁ、「存在と時間」を読むにももってこい。しかし、「哲学への寄与」は翻訳されるのになんでこんなに時間がかかったのだろう。よくわからん。

6月25日(土)

  • 晴れ。
  • マイクロソフトの「MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」をDLしインストール。現状、グーグルのときと同様、インデックス作成中につき(たぶん)まだ使用はできない。しかし、このタブブラウザはタブブラウザといえるのか。Firefoxでもそうだが、なにゆえタブ使用を選択させる必要があるのだろうか。それがよくわからん。小生の常用するOperaの場合、単純にタブが開く。いわばエクセルのシート感覚でそれぞれのページが立ち上がる。まったくそれのための作業は要らない。Operaは素晴らしい。
  • 美空ひばりの17回忌のコンサートがあった模様だが、なんかもうちょっと粋な企画ができんもんか。たとえば乱れ髪十番勝負とか、ロック陣営で協賛を募り、清志朗とかブルーハーツとか奥田民生とかでロック版リンゴ追分けとか、たぶん美空ひばりの曲は何でもできると思う。回忌とか未来とかはいつでも誤解されている。人を集めるためには何よりもまず主催者が新しくなければならない。人を集めることから自由でなければならない。

6月24日(金)

  • 曇り。牽引に行く。
  • コンフェデレーションカップ、ブラジル戦は見られなかった。忘れておった・・・。
  • 昨日は保健所の立入検査あり。これはそういえば昨年の担当者と少しもめた、いわゆる環境チームの立入で、食品衛生とは別の立入であった。なるほどねぇ。ということはもう一度立入はあるのであり、なかなか難しいことである。しかし、環境チームは大きな声で?毎年立ち入っていると曰った・・・。そうなんだろうか?ワタシャ、レジオレナ云々の頃としか、記憶にないんだが・・・。うーむ。
  • 吉本・芹沢「幼年論」(彩流社)来る。さすがに目を通す余裕がないが、芹沢さんの後書きを読んでいると最近の子供達は母親の顔を異常に伺うそうである。小生、自身の子育てを振り返ると(振り返るほど子育てに理屈をもっているわけではないが・・・)、前から少し気になっていたことである。たぶん「長女」、というか、先行して生まれたものの宿命かなぁ、ぐらいにしか考えていなかったが、芹沢的にはその手の意味から離れた現象をさしているのだろう。少しまじめに考える必要があるだろうが、少々遅い。芹沢さんは教育への母親の配慮を原因の主たるモノにあげているわけだ。時代性があるにはしても母親は「いるのにいない」(芹沢後書き)。まるで「最も無気味な」母親の到来だ。うーむ。たぶんそれは「お父さん」の不在の責任のような気もするんである・・・。これは「父親」としての無意識であるから、この渦中の累積はけっこう深刻に受けとめねばならないかもしれん。しかし、くだんの時代の「父親」?なるもの、それぞれ理屈があったんだろうか。変な形容ではあるが無意識としての理屈。〈歴史〉というモノはやっぱ癖モンナンである・・・。

6月21日(火)

  • 曇り。昨日より暑さ厳し。
  • コンフェデレーションカップ、ギリシャ戦はたまたま見た。なんとなれば19日、Tさんの披露宴は午後4時30分から午後9時までかかり、さすがに疲れ、帰ってきて眠ったらしく、12時過ぎに起きたので、まぁ、たまたま見たということである。しかし、中田ではないが、確かにダイレクトなパス回しは久しぶりにいいサッカーであったような気がする。中田(だけ)はあきらかに強いパスを意識していたように思う。海外組がやけに光って見えた。経験というモノはその程度には力がある・・・。田舎モンは少々ツライ・・・。
  • 少々思うことあり、吉本全詩集、遅ればせながら購入。しかし、これはなんとも言えんが、ある種の達成であることは事実。うーむ。
  • Beckyをグーグルのデスクトップで利用できるプラグインをDL、インストールする。例のごとく、昨日、放っておく。本日やってみると、Beckyメールが全文検索対象になっている。これでグーグルだけでほぼすべてカバーできる。なんとねぇ。素晴らしい。
  • 兄貴の友人のNさんの奥さんがお亡くなりになったらしい。その昔、師走の東京、このNさんと今は亡き高島誠さんのオーディオ装置を拝聴しにいったことがある。またもうあれから何年たったのか、「今吉本隆明25時?」なるイベントにもご一緒させていただいた。その時のNさんのご感想が何故か、後まとまったそのイベントの本の中に今でも挟んである。いまとなってはそのプリントの雰囲気は間違いなくワープロのドットプリンターである。そのイベントのチケットの料金を送られた中にあったモノかもしれん。Nさんは関西におられたのだ。セリーヌを今風にアレンジして言えば「悲しいことはメールでやってくる・・・」というか、メールは手紙と違うから、突然現れる、というべきか。人はいつでも突然現れる中にいる・・・。

6月18日(金)

  • 晴れ時々曇り。午後には少しアトラス体制になる。が、今日気が付いたがiモードの雨雲レーダーが随分よくなっていてアトラスより便利かもしれん。まぁ、アトラスはそういったサービスの攻勢にもよるんだろうが、本年9月でサービス終了になる。iモードの雨雲レーダーは近隣で降雨を感知するとメールでアラーム通知を設定しておける。なるほど。しかし、ホント、携帯電話は何でもありの状況になってきた。
  • そういうことでiPod情報局によれば、またまたアメリカでiPod用のスピーカーが発表されている。ちょっとこの奇妙なデザインは心そそるモノがある。小生、以前、あのアルテックがiPod用のスピーカーをJBLやBOSEに負けじと発表したのを知って発売になったら取りあえず買うリストに入れている。しかし、アルテックもまだスピーカーを作っているんですね。こんな安っぽいものを、という寂しさも少々ないではないが、これでラジカセというのか、そういうものから解放されるんである。しかし、よく考えればそれほどアメリカではiPodは席巻している証と言うことか。ソニーももっとトータルなプランを提示するべきだ。ライブラリーがポケットにあるんである。生活の拡大なのだ。
  • ついでにデジタルARENAの「ウォークマンの逆襲」の最新記事、今回はなかなかおもしろい。ネット配信をめぐってである。ソニー陣営はMORA(モーラ)というらしい。ここは毎度なかなか市場の複雑さとコピーガードの問題。よくわからんがアップルは間違いなくやってくるだろう。どうなるんでしょうか。よくわからんところではあるが、前から歌田明弘がよくコモンズの話題を取り上げていた。もうまったくわからんが、ミュージアムIT情報というサイトにレッシング教授の話題というか、著作権に関する

6月15日(水)

  • 午前中雨のち曇り。
  • 気にはなっていたが、本館の山側のもみじがこの冬か、春か、に倒れていた。で、この倒れたもみじの処理は回復したOさんに頼み、まぁ、こんなもんか、と思っていたんである。Oさんにはえらいことになってるでぇ、一度みたほうがええでぇ、とは言われていた・・・。まぁ、そこは失礼ながらOさんの言うことでもあり、なかなかそこまで気が回らなかった。昨日、久しぶりに山水がないので山をみたところ、根こそぎ倒れており、少々ビックリする。今朝から営林署のNさんに連絡を入れたところ、すぐお越しになり、見ていただくことになる。ところが、そのもみじは国ではなく、神社の敷地内なのであった・・・。Nさんは神社にはその旨、伝えておきました、と親切に対応してくれた。これはNさんが絡んでよかったと思う。なんとなれば神社にこちらから言うのは気が引ける・・・。大きな声ではいえんが神社ツーモノはもともとお金を出すという気がないところナンである。さぁ、どうされるんでしょうか。というか、こちらから頼み難い。うーむ。しかし、よくよく考えればお宮つーものはこの手の災難に対して保険のようなモノの準備はないんでしょうか。店の前の大杉さんなんか、もし倒れてくれば我が家は大げさではなく、間違いなく壊滅であるが・・・。うーむ。
  • 吉本全講演のCDのiPodへの取り込みを開始する。が、これはちと面倒。iTunesがやり取りする例のデーターベース(CDDBというらしい)に吉本講演CDはない。ということでこちらで設定というか、いちいち書き込む必要がある。でも、何故か、第1巻の1枚のみ、データーベースから取り込めた。どういう事なんだろう?しかも、第1巻のすべてではなく、1枚のみなのだ。よくわからん。これはどうするのかこちらがわかっているわけではないが、一度、弓立社にお知らせしてあげた方がよいかもしれん。ただいまiPod、使用済み9.04GB。

6月13日(月)

  • 晴れ。まがうことなく晴れ。
  • S旅館組合総会は急遽キャンセル。
  • アマゾンより拓郎の「ひきがたり」なるアルバム来る。こういうアルバムがあったことは知らなかった。まぁ、アコーステッィクにみちた今までの曲を集めたモノ。本当は「アジアの片隅で」が中身が見あたらないので調べていたのだが、それで気が付いた。「アジアの片隅で」は「いつも見ていたヒロシマ」がベストアルバムぽっいものに入っていないので、再び購入する必要になった。しかし、この「ひきがたり」はベストモノの中ではよい方です。とくに「お伽草紙」に入っていたモノと記憶しているが「蒼い夏」はなかなかの名曲でなつかしかった。他に「リンゴ」や「高円寺」など、さだまさしではないが、確かに拓郎には音楽がある。坂崎幸之助がよく冗談めいて拓郎の前でこの2曲のギターテクニックを楽しそうに披露もしていた・・・。坂崎にとってギターの青春ナンである。そういや、小生も「花嫁になる君に」に一生懸命挑戦したことがあるが、まったく指が動かずギターに関しては(も?)挫折したのであった・・・。で、もうひとつ中村あゆみの「東京シティセレナーデ」を聴きたくなって、というかiPodに入れたくなって、アマゾンマーケットプレイスで北海道の人から購入。これまたもう我がライブラリーを調べる気もなく購入したモンである。うーむ。

6月11日(土)

  • 雨。梅雨入り。まったく暇である。うーむ。ということで?牽引に行く。
  • 牽引からの帰りに大垣書店によると山中恒さんの「すっきりわかる靖国神社問題」(小学館)という本が目立っていたので購入。山中恒さんはよく知らんがその昔、妹尾河童の「少年H」に反証した「間違いだらけの少年H」が面白かったのが購入理由。これは高島俊男さん経由のご縁である。戦中派というか、その中でもなかなか落ち着いてお仕事されている印象がある。
  • 小生の光接続は関電のケイオプティだが、そのケイオプティが「eo光ネット(ホームタイプ) 1ギガコース」なるものを来月より提供すると発表されている。我が地域は8月からみたいだが、1ギガは見合わすとして(主に経済的理由による)、100メガサービスにはどう考えても移行すべきだろう。常時100メガが来るんである。現状、平均20メガというところである。えらいぞ!ケイオプティ。
  • デジタルARENAでまたもや携帯音楽プレーヤ選びの特集をやっている。その中で「バッテリーの長時間駆動は必要条件にあらず」という項目がある。まぁ、表題どおりの主張なわけだが、そうだろうか。必要条件に決まってるではないか。通常、携帯プレーヤを常用している者にとって充電は日常的な作業になる。その場合、肝要なことはプレーヤーの電池の持ちは大きければ大きいほどよい。日常的な作業は日常的な作業であって充電の完了それ自体が目的ではなく、携帯プレーヤーを常用するための日常的な作業なのである。言い換えれば電池の持ち、というか、電池寿命を忘れるためにこそ、その日常性はある。iPodのように事実的というか内容的に充電から自由になれないハードは携帯端末の意味からいって最初の課題に躓いているといえるのだ。誰が携帯電話の充電を今日1日使うために実行しているといえるのか。毎日毎日充電しないと「1日」もたない携帯電話はマヌケな携帯電話である。ひとはなんということもなく帰ってくればクレードルに携帯電話を「置く」のだ。日常的な作業は意味から離れた作業ナンである。使い出せば使うほどiPodの連続再生12時間は携帯としての「1日」の意味を全うできないモノであることはまったく明白だ。つまり「携帯」音楽プレーヤーではない。携帯音楽プレーヤーの最低必要条件は携帯としての「1日」に耐える「バッテリー長時間駆動」である。その意味でソニーの連続再生40時間は話半分でもって20時間、初めて「携帯音楽プレーヤー」としての「1日」をクリアしたモンである。勝負はこれからである。

6月10日(金)

  • 曇り。関東地方では梅雨入りとの報道。そういうこともあるんである。
  • 本日はM会理事会につき、国際交流会館までバイクで行く。iPodを耳にはさみながら。けどね、いいかげん腹が立ってきた。もちろん、会議中はiPodは休眠中なわけだが、途中、白い目にさらされながら会議を抜け出し、村の皆さんと合流し、入院中のT先生を見舞いに行った。そのあと、帰ってくる途中でなんとiPodの電池は空っぽになったのであった。確かに朝、通常の川掃除と玄関掃除中はiPodは稼働していたわけであるが、どう考えても本日の全行程、12時間もあったわけではない。いったい、どういう旅のお供なんだ?ソニーがターゲットを電池にするのも非常によくわかるような気がするんである。そのうち、あっさり逆転するような気もしないでもなし。だんだんこの攻防も興味が薄れてくる。うーむ。
  • 靖国のA級戦犯分祀はありえないと神社本庁が見解を発表したとの報道。なかなかきょうびの神官もやるモンである。たまたま筑紫のニュース番組に後藤田が出演しているのをみたが、なるほどねぇ。最近若い世代の戦争の関するノンフィクションを少し読んだが、いまでもアジアの至る所に鳥居が残っているそうである。いよいよ自由という変なモノに関して考えさせられる。もともと宗教の自由は宗教戦争の結果であり、原理原則?から言えば宗教者にとって宗教の自由などあり得ないことだ。小生、いつも靖国に関して思うのはその出発では維新の会津藩などは奇妙な時間軸の中で祭られたり朝敵であったり、ざけた運命ナンである。A級戦犯は朝敵ではなかったなどというのをどこの外国人が理解できるというのだ。たぶん神道に内省みたいなものはないんである。瑞穂の国なのだ。不思議の国、日本の最たるもののひとつなんだろうといたく思うのである。うーむ。

6月9日(木)

  • 曇り。
  • 昨日は日本代表、堂々3大会連続ワールドカップ出場。まぁ、前回は開催国出場なので、今回はひとつの正念場であったが、ここは素直によくやった思う。万歳。しかし、小生、M会の試食につき、見られなかったんである。うーむ。
  • niftyより久しぶりのメールを見ているとよくわからんが会員移行サービスなるもの。ワープロ・パソコン通信廃止にともなうとある。うーん。その昔、パソコン通信がつながったときのあのときめき。あのテキストだけが落ちてくるところが何ともかつて知らなかった世界の体験であった。そのうち、通?はNiftermなるソフトでniftyのフォーラムを管理していると聞き及び、そのソフトの素晴らしさにこれまたかつて知らなかった世界を体験した。Niftermは今どうなっているのだろう。というか、あのテキスト感じがなんかとてつもなく逆にコンピューターの〈人間〉らしさのような気もしてくる?
  • ビクターからもメモリープレヤーの発売発表。昨日はケンウッド。いよいよ本当に逆襲が始まっている。ような気がする。ひとつだけ浅はかだったのは「ウォークマン」には「ウォークマン」の歴史があるということ。ケンウッドの場合、液晶はカラーである。こういうことは周辺の歴史性がなければすぐさま実行されることではない。iPodの場合、バックライト点灯のみで電池の持ちは急速に悪化するとすでに報告されている。うーむ。こうなるとターゲットはやはりiTunesである。アップルは賞賛されてよいが、「町」のオッサン達はナメンナヨ、とのたまっているのだ。
  • 今晩はA会で比叡山まで上がる。で、帰ってきてメールを覗いていると変な件名メールが入っている。それで思い出した。本日、帳場の女の子がお叱りの電話を頂戴したんである。内容はメールでパンフレット請求したのにナンの連絡もないではないか、というものであった。気になって調べてみたがそのようなメールはなかった。疲れて帰ってきているのに文面はまったくざけたものでまったく疲れが倍増する。で、思い当たるフシは、届いているとするなら、サーバー上で削除したのではないか、ということ。基本的にはhtml形式のメールは削除対象である。これに輪をかけ件名不明確の場合は躊躇なく削除している。まぁ、メールが必ず届いていると思われるのは致し方ないとしても、こうまで感情的になられると客商売とはいえ、ちとヤクザな気分がむらむらしてくるというものではないか。ということで、うっとうしいとは思いつつも、ひたすら低姿勢で、当方のメール受信の原則を記した返信おわび?を送り返す。わからないだろうなぁ。つくづくうっとうしい。もうホント、ネット社会はやな社会である。

6月6日(月)

  • 晴れ。快晴。
  • 小生、別段、クラシック好きというわけでもないが、その世界にまつわること?が好きな人である。で、たまたま日曜日、NHK教育芸術劇場にチャンネルを合わせたところ、マーラーのシンフォニーの5番をやっておった。マーラーの五番はインバルのフランクフルト放送管弦楽団か何かを持っており、これは当時、収録が1本のマイクで、その世界(オーディオ)では好録音をということで、それだけが理由であり、別にインバルが何者か、興味も嗜好もあったわけではない。で、この芸術劇場のマーラーは素晴らしかったというか、少なくともいつも聴いているマーラー(インバル)と違ったんである。インバルよりテンポは速かったと思うし、リズムのメリハリというか、厳しさの中にもきらびやかな雰囲気もあったように思う。小生がそのようなことをワァーワァーいっていると「なんにもわかってへんくせに何がちがうんや?」と嫁ハンにののしられながらも、やっぱちがう、というか断然いい。で、気になって調べてみるとエッシェンバッハという指揮者であり、管弦楽はフィラデルフィア交響楽団であった。このエッシェンバッハという指揮者についてはまったく知らなかった。ついこの間、サントリーホールで演奏されたもののようである。これはCDにはならないものなのか。欲しい。うーむ。
  • スパタ斉藤さんがネットワークウォークマンについて書いている。気になったのはスパタ斉藤さんの驚きの通り、このネットワークウォークマンに関しては同様の指摘がネットの世界であったように思う。どうなんだ、ソニー?

6月3日(金)

  • 晴れ。
  • 今日は久しぶりに面接で恐怖を体験する。わたしゃ、面接にお見えになってその場で履歴書を書き出すオバハンを初めて見た・・・。狂人であった・・・。すぐさまお断りし、貴船口まで送ってホットしていたところ、玄関に立っていた女の子が先の人、送られたんじゃないですか?・・、と曰う。うっ?今歩いて上へいかはりました・・・。??。久しぶりの恐怖であった・・・
  • ところで、お多福風邪のともクンの面倒を見に賀茂へ帰ったところ、偶然BSで美空ひばりの特集をやっている。しかし、なんですね、いったい何者なんだ、と見るたびに考えさせられる。で、本日思ったのは、美空ひばりというのはけっこうモダンな人ナンである。たぶんモダンな人が演歌も歌えるということで、その逆ではない。これはやっぱ希有なリズム感の持ち主なんだと思う。そしてもうそれはあらゆる伝統芸能(というか、いわゆる芸能)を無意識に消化し体現されているような気がする。わたしゃ、車屋さん、という曲を聴いてその偉大さに思わずふるえてしまいました。そしていつでも思うが、言葉の明晰さ。うーむ。まぁ、この番組の前半は少々のバカらしさもあったが、なかなかそれはそれでNHKであった・・・。岸本加代子と雪村いずみという、創価学会2巨塔はむかつくが、岸本加代子が美空ひばりとの縁を語った、奈良岡朋子と大地喜和子との宴会の内容はちょっと知りたくなったのであった・・・。
  • ところで、本日、バーレーン戦があるが、今朝、日本代表は勝ったと思ったんである。先制されながらも、中村俊輔と柳沢がゴールを決めて、午前6時のニュースで驚喜乱舞したのである。ところが午前7時のNHKニュースでは今夜いよいよバーレーン戦といっている。どういう事なんだと思っているとシミュレーションゲームの幻を見たらしい・・・・。うーむ。
  • ところで待っていた「みだれ髪」。このいささかツライ雰囲気を見ていると東京ドームの公演というのは奇跡ではないのか。たぶん技術だけでしのいだんだと思う。恐ろしい・・・。