7月31日(日)
- 曇りのち雨のち曇り。
- 暇で気分が乗らん。暇であるが、小生はもう身体が限界である。認識できない絶望のペシミストに成り下がり中。
- この何日かは掲示板荒らしとの終わりなき?戦い。だんだんホスト名が変わってくるのでCGI上の拒否は有効に機能しているのかもしれん。うーむ。
- まぁ、台風は上手に行き過ぎた。しかし、今日の雨は雨は予想できたが、例の降ってもいないのにご説明、ひたすら頭下げ状態になる。なんとなれば皆どこの店も完全川床体制なのだ。納得してもらえるわけがない。あまりにもの代理店の剣幕に少々気分はぶれたが、消極的な毅然?の感じで断固?大雨になると言い通す。まぁ、結果は雨になり、当然代理店も静かにはなったが、雨にならなかったことを考えると気分は悪い。つくづくバカバカしい商売である。それにしても村の皆さんはこの雨天予想の中、勇気があるというか、完全自暴自棄状態というか、この姿勢を見習うべきか、それが問題である。なんか、経営者としての資質を問われるんである。うーむ。
- ところでこの間、iPodのヘッドホンをオーディオテクニカの安モンに代えた。なんか音の質感が変わった。解像度?もよくなったのかもしれん。で、気が付いたのがたまたまiPodから流れてきた平原某?のジュピター。これ、最初(曲の冒頭)、平原某?はいきなり大きく息を吸うことを知ってました?オーディオテクニカに代える前には気づかなかったことであった・・・。へぇーへぇー?にでも投稿しようかという気分になる。・・・それにしてもこのブレスを録音する意味はなんだ?
- 本日、「鞍馬学区慰霊祭世話人有志」なる書名の元、「鞍馬学区戦没者慰霊祭のご案内」なる案内を鞍馬の人よりいただく。なんでも5年前もこのようなことが行われたらしい。文面は「今年もまた、”暑い夏”8月15日が目前となりました。鞍馬学区慰霊祭世話人有志の皆々様方におかれましては・・・」と続くので、案内人が案内人に向けて書かれている(小生、「鞍馬学区慰霊祭世話人有志」であったことはない)のでいきなり誰への案内なのか、戸惑ったが、たぶん混乱されているのでしょう。まぁ、タイムリーな企画であります。
最近、たまたま佐藤卓己の「8月15日の神話」(ちくま新書)をうつらうつら少し読んだ。佐藤は例のごとく(「キングの時代」「言論統制」など)メディアの動きを詳細に検証しているわけだが、眠り眠り冒頭を読んだくらいではあるが、要するに諸外国では8月15日ではなく、9月何日かの降伏文書調印の日が(写真的にはミズリー号?の重光外相?の、あの場面の日)いわゆる「終戦記念」であるらしい。で、佐藤によると戦後10年ぐらいを境に8月15日キャンペーン?が確立されたらしい。なんでも占領終了と8月15日終戦キャンペーンはパラレルな関係にあり、憲法記念日イベント(GHQ)の終了と8月15日終戦記念日の台頭は「時期的にはピッタリ」一致するらしい。つまり「降伏」の消滅と同時に「終戦」の台頭ということである。まぁ、この手の奴等(小生の同世代ではあるが)のこの手の仕事は、いまいち、渦中というものをどう捉えるかについて若干わからんところがあるが、楽しい?仕事ではある。これまたタイムリーな企画。
しかし、基本的にはきな臭い。どうせ、どこの誰は来た、どこの誰は来なかった、などに落ち着く。手を合わせたい人は勝手に(あるいは静かに)手を合わせばいい。集団、共同、ぐらいは8月15日に少し考えてもいいことである。
7月8日(金)
- 曇り。
- 昨日、K銀行へ取立に出向いた。が、確かに天気は気にはなっていた。小生の感では2時間は大丈夫というモノ。これが甘かった。着くなり、レーダーを確認すると取立をしているような場合ではない。ここはいつもはすまぬ、すまぬ、とひたすら低姿勢で相対するK銀行ではあるが、んな姿勢を取っている場合ではない。ということで君子豹変するを地でいき、あらゆるお頼み事をいったんすべてキャンセル。速攻でバイクに乗り、帰ろうとしたところ、すでに町中は暗雲たれ込め状況。深泥池付近より夕立気配。首に掛かっている携帯に気づくのが遅かった・・・。ずぶぬれで帰ったところ、携帯はすでに液晶に水がたまり、これまた暗雲状況。
代理店に連絡を取ると、それはヤバイとの返事。指示通り、電池を抜くがすでにびしょぬれ状態。で、こうなったら仕方がないので、新機種に心は動く。で、ここはFOMAだろうということで、ドコモへ連絡をいれ、今度のSIシリーズ、プラスエリアの内容を聞く。このプラスエリアというのは確かに新たにMOVAの800メガヘルツ帯にも対応しているとのことだが、それはMOVAの既存の基地(アンテナ)を使うわけではなく、FOMAのそれようの基地が必要になるという。で、調べてもらいました。結果はまったくその基地の新規建設予定もない、お宅様の地域は確かにFOMAとMOVAの境にあるようです、と親切にのたまう。うーむ。ということで新たなMOVAは別段興味を引くモノもなく、オマケに今使っているのが、1年未満の使用のため、高くつくとのことで、たまたま目に付いた、嫁ハンの昔の機種を復活することにする。これで9月までがまんする。で、なんとか、データーは生きていたらしい。ありがたし。
7月2日(土)
- 雨。
- F会で、伏見。
- なかにし礼の不思議な小説「黄昏に歌え」(朝日新聞社)を読んでいると美空ひばりのレコーディングの風景がみえる。この手の流行歌と自己史?を振り返る、というか、いわゆるいつも歌があったというヤツだが、その類のエッセイでは倉本聰が昔カイエに連載していたモノがおもしろかった。なんといっても「主は我を愛しまへん」と、何故か大阪弁でよみがえるというのがおもしろかったし、60年安保闘争時の「アカシヤの雨がやむとき」の哀切きわまりない、それでもユーモアをまじえた、自嘲気味な文章がいまでも記憶にある。久世光彦の「マイラストソング」もある。で、なかにし礼によると美空ひばりのレコーディングというのは、まずコロンビアの社長を筆頭にすべての役員が玄関でその到着の30分前には勢揃いし出迎えるそうである。で、そこが美空ひばりの美空ひばりたるゆえんであろうが、その雰囲気は誰が決めたモノでなく、自然といつしかそうなったモノらしい。うーむ。そういえば島倉千代子?も美空ひばりとの共演があるときにはホールの玄関でその到着を待つといったことを聞いたこともある。久世光彦は聖娼婦などと形容していたようにも思う。美空ひばりはカラオケではなくフルメンバーのオケで録音するらしい。リハーサルはなしだそうで、その緊張感といったら伝説でさえあるらしい。そういったことをすべて含めてが「美空ひばりのレコーディング」である。らしい。小生、なかにし礼はどちらかといえば美空ひばりなるものとは相容れん方ではないかと思っていたが、そういうもんでもないらしい。阿久悠はそれはもう畏敬の念を表明しているし、それはよくわかるような話である。そういうひとなんである。それでもまさしく「崩壊と憔悴のはてに終わる」。
- ドコモがFOMAーM1000を発売したらしい。FOMAは900siの登場でたぶんこの地域でもIモード圏内のカバーしていると思うが、見ているとWCDMAというたぶんAUの通信方式で従来のドコモ製品と違うんではないか。使えないものを買うわけにはいかないだろうが、確かにPDAに電話が付いた最初の製品ということになるのだろう。携帯電話のこの手のことで、問題になるのは入力につきると思う。液晶画面の大小はそれなりに解消されるだろう。が、テンキーというか、ダイヤルだけはどうしようもない。小生どうしてもこの入力になじめない。特に間違って送った場合また戻るまで押すのががまんならん。確かに若い奴がブラインドで入力しているのを見たことがあるが、それでもPCにおけるローマ字入力とは別世界だと思う。これはキーの言い換えでもなく単なる機能性というか、無意味な世界である。というか文章をわざわざ音まで分節?しないと入力できない。と思う。慣れだけの世界なのかもしれんが、こういったことを自在に操っているヤツの気がしれん。で、唯一、手書きをクリアできるのはPalmのグラフィティにつきると思う。なんとなれば、それだけが唯一の理由で小生、まさしく手帳としてCLIETJ-37をいまなお常用しているからだ。TJ37とiPodは小生のポケットにいつもある。つまり「手書き」で「紙」のように書ける電子手帳は小生にとってグラフィティに手を出すまでなかったことである。ザウルスの手書き入力などグラフィティの比ではない。それは今まで使ったすべての電子手帳の挫折の象徴であった。つまりSONYはCLIEの携帯電話を作ればいいのだ。
7月1日(金)
- 雨だろう。というか、これでもか、という梅雨の風情になってまいりました。
- 昨日はレス協の京都支部総会。着くなり夕立、総会中はひどい雷。帰りは何故かK谷さんちで一杯ごちそうになる。それにしてもこの季節の会合は落ち着かん。
- iPodの新バージョン?は別段特記すべきモノなし。これは新バージョンというよりちょっとしたマイナー版。
- 夕方、突然、お隣の元区長さんより連絡あり。気の弱い小生はとりあえずハイハイとお答えするが、基本的にはなんのことか、わからず要領がえんので、お宮へ連絡するとなんとか政治連盟のお集まりらしい・・・。うーむ。えらいことを承諾してしまった・・・。
- ところでIモードのお天気Plusの京都レーダー担当の気象予報士さんのコメントがおもしろい。思わずニヤとしてしまう類のモノ。どんな人なんだろう?
- ところで偶然東京12ch?だとおもうが、昔の歌?をやっている。太田裕美、雅夢、岸田智史、オウヤンフィフィ?、さくらと一郎等々。うーむ。しかし、この時間の雰囲気はちょっと異常である。まさしく懐メロ。さくらと一郎など異常中の異常。「昭和枯れススキ」。ここまで自己言及的な歌?に出会ったことがない。ちょっと青ざめた。それにしても美空ひばりはこういう時間から無縁である。というか、現役ツーモノは恐ろしいモンである・・・。
|