ある日のりこちゃんとともくん

断酒亭日乗9月

2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
12月
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
99年 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

google yahoo

9月22日(木)

  • 曇り。
  • 後藤田死去の報道。後藤田というのは学園紛争当時は悪名高き警察官僚である。それがねぇ。悪名高き警察官僚がハト派というのがなんともかっこいいところだ。うーむ。
  • 昨日、アメリカ屋でフォークヴィレッジなるCDを数枚借りる。やっぱURCレーベルは楽しい。はっぴいえんどはやっぱ先行しすぎたんである。小生、フォークソングとなると岡林を基準に考えてしまうため、当時のフォークソングの音楽性を若干誤解していたように思う。岡林は今現在独自のリズムとかわけわからんことをやっているが、当時から岡林だけがまったくポップ的な要素?がないように思う。ディランの影響などリズム面ではないに等しい。つまり、別段、日本独自?にこだわらなくとも、岡林は昔から無意識にあまりにも日本だったのだ。他のURCの音楽はけっこう幅広い、楽しい?新鮮な「音楽」に満ちた曲が多い。これは少し驚きの感慨であった。中でも本日、牽引中に聴いた斎藤哲夫の「悩み多き者よ」は感動モノであった。斎藤哲夫は拓郎がライブで歌った「されど私の人生」という曲を知っているくらいであった。昔、ギターでこの歌をよく歌ったモンであります。斎藤哲夫はそれしか知らなかった。「悩み多き者よ」は曲名は知っていたが聴いたことはない。それにしてもこの曲、しみじみ心に響きます。今調べていて確かに気づいたが、昔の宮崎美子のCM、「今の君はぴかぴかに光って・・・」云々の曲は斎藤哲夫でありました。ところでアメリカ屋でCDを探していたところ、小生の捜し物はすべて「懐メロ」なる棚にあった・・・。
  • ところで、iTunesMusicStoreなるものだが、やっぱよく考えると結局インターネットと同じ事で家のPCがあらゆるライブラリを参照できるようになるわけだ。実際上そうなるまでにはいろんな問題があるにしても原理原則上そうである。つまりTUTAYAがそっくりあるようなレベルでない。恐ろしいことである。うーむ。
    斎藤哲夫は30年ぐらい前からこう歌っている。
  • 悩み多き者よ
    時代は変わっている。すべてのことが、あらゆるものが。
    悲しみの朝に、苦しみの夜に。
    絶えずときはめぐり繰り返されている・・・。
    あぁ、人生は一片の木の葉のように・・・。あぁ、風が吹けば何もかもが終わりなのさ。
    流れゆくときに遅れてはいけない。移り行く社会に遅れてはいけない・・・

  • ところで台風17号。今回ドコモの台風進路予想はハッキリ3つに別れている。気象庁は東よりのコース、アメリカの軍事予想?はそのまままっすぐ北上。ウェザーニュースは西向き。前回的中したアメリカの予想コースは、我々にとっては最悪。うーむ。

9月20日(火)

  • 晴れ時々曇り。暑い。
  • それにしても前原誠司、かっこいい。少々落ち着きぶりに違和感もあるが、本気で総理大臣をねらっている男が落ちつきないわけにもいくまい。すべからく落ち着きこそが、希望の原理である。こうなったら、小沢さんも蹴るわけにもいかんだろう。が、小生が気になっているのは前原さんの勝利挨拶での「身を粉にして働く」という、「粉」。そうか、これは「こ」と読むのだったのか。さすが、京大。こういうところが、京大、東大の京大、東大たるゆえんか。

9月17日(土)

  • 晴れのち曇り。
  • なんとねぇ、民主党総裁選挙は前原誠司の勝ち。前原誠司は本気?だったのだ。いやぁ、このご時世に出馬しようとする態度、たいしたもんです。政治家たるもの、いつでも臨戦態勢の毎日でなくてどうなる。エライ。

9月16日(金)

  • 晴れ。D兵衛前の床几は片づけ終了。
  • 昨日、久しぶりにレンタル屋さんによったが目的のモノは何一つなく、オムニバス系を少々探し、iPodへ。で、尾崎豊の曲を宇多田ヒカルや桜井やらカバーしているCDを見つけた。帰って取り込もうとしたところ、曲を聴くこともできないし(PC上)、コピーもできない。PC上で曲を聴くにはソフトをDLする必要がある。一応やっては見たがいざDLしようとするとどうも金がかかるみたいなのでやめた。こういうモノがあること自体知らなかった。ざけんなよ。
    で、本日、 iTunesMusicStoreで、中原めいこ数曲と小椋佳の「砂漠の少年」「残された憧憬」の二枚のアルバムを購入。「砂漠の少年」も「残された憧憬」ももうそのまま当時のアルバム。あたりまえか。しかしねぇ、「残された憧憬」など衝撃モノのアルバムであったのだ。記憶ではなんでか一人田舎の家にいっていた小生は帰ってきて兄貴の部屋でソニーウルムスピーカーからこのアルバムが鳴っているのを聴いたのだが、とにかく衝撃であったような気がする。「野ざらしの駐車場」などあの星勝のみごとな編曲が「ウルムの音」ごと蘇ってくるような気がする。懐かしいのう。小生の評価では小椋佳のベストアルバムである。ウルムがあって何故ひとり行っていたのか、いまいちよくわからんが、ウルムがあったということはオヤジはもういなかったはずである。「砂漠の少年」ももちろんそのままで岡田裕介のナレーション入り。エライ世の中になったモンである。うーむ。

9月15日(木)

  • 曇りのち晴れ。寒い。D兵衛前の床几を片づける。これは腰痛のため人任せになった。
  • M会でリーガロイヤルまで出かける。さすがに秋めいてきたとはいえ日差しはきつい。で、気になりだしたのがレジェンドのエアコン。これが効かない。ホンダがいうところ、すでにフロンガス?のガス交換は法令的にできなく、エアコンを換えたところで効果があるかというと、壊れる可能性が高いらしい。で、それはもうあきらめるしかない。しかし、よく考えると雨天時とかでエアコンが効かないのは危険でもある。で、ガソリン屋へ連絡を入れ、その手のヤミ?のものはないのか、聞いてみる。ガソリン屋がのたまうに、在庫品に限っては販売は問題ないとの話。問題がないことをホンダがしないとは考えられないが、そこは直るんであれば、この怪しげな話にのらない手はない。
  • 昨夜、iPodを耳につけながら眠ってしまったらしく(それはよくあることである)、夜中に起きた。原因は森高千里の「雨」であった。なんと素晴らしい編曲であります。で、SHUREのヘッドホンはやっぱ素晴らしい。音場といい、音が太くなる。それにしても南沙織の録音は何故か素晴らしい。 

9月14日(水)

  • 曇り時々晴れ。夕立あり。昼はしのげる。
  • iTunesMusicStoreは何でもありそうな気がしたが、勇み足のようで、何でもあるわけでもなかった。頭が来ることに氷室京介の「魂を抱いてくれ」をDLしたところ(つまり購入したところ)、なんとインスメンタル版。ふざけやがって、金返せ!。ついでにブラックビスケッツなるものがあったので、前から気になっていた曲を探し始め、Rちゃんにまで電話したのに、小生が探していたのはもう一つのグループ?の方の「タイミング」という歌らしく、それはなかった。まったくもう・・・、というところだ。で、ということなら、Moraはどうなっているのか、気になって調べてみると、これは心そそるモノがある。iTunesMusicStoreよりうーんと豊富である。豊富ではあるが、悲しいことにiTunesMusicStoreのように簡単にiPodに取り込めない。当たり前か。ということでなかなか世の中うまくいかないんである。今わたしは森田公一とトップギャランの「下宿屋」聞きたいんである。どんな歌かも忘れているが。
  • サイトウキネンフェスティバルの来年度の予定メール配信を見ているとなんと、内田光子でベートーヴェンの皇帝である。どんな皇帝なんだろう?うーむ、行きたいのう。

9月13日(火)

  • 晴れ。腰痛。痛み止めを飲めば痛みは止む。が、切れてくればなかなか元には戻らん。そういえば昔、手伝いしてくれた天才女医学生?Kさんが今年顔を見せてくれたが、なんでも彼女は府立医大を首席で卒業し、いまでは小児科の麻酔医であるらしい。麻酔医というところがいかにもKさんでかっこいいところであるが、この痛み止めも麻酔と関係があるんだろうか。麻酔は意識と関係があるんだろうか。意識とはなんであるか、わからんと麻酔はわからんのだろうか。小生が知っている麻酔医の役割は手術のとき、ゴー、ストップの権限があるくらいのことである。なんともKさんらしい選択のような気もするが・・・。たぶん、麻酔医は医者の外部なんである。うーむ。
  • ところで総選挙、くだらない。なにが郵政民営化だ。この選挙終了後、なんか明るいニヒリズムが漂っている。小池百合子?のしたり顔を見てからもうあらゆるニュース番組を見る力を失った。反吐がでる。とにかく寒気がするのだ。胸くそ悪い。虫唾が走るとはこのことだ。まったくなんの関心も起こりようもない。星野巨人監督騒動もそうだ。なにが星野だ。小生、巨人が負けても悔しくなくなって久しいが、つくづくバカバカしい。いよいよ「祭りのあと」なのだ。拓郎(吉野弘)は「日々を慰安が吹き荒れて」と歌ったが、慰安もクソもない。公明党は宗教者であるならば下野すべきである。まったくバカバカしい。恐ろしい予兆だ。
  • ところで恥ずかしながら?iTunesMusicStoreで買い物をしてしまった(ちゃあちゃんさん、すんません、カード登録しました)。なんとなればiTunes5で検索をかけると何でもあるような気がしてくるではないか。さすがに下田逸郎のポリドール時のものはいまなお見つからないが(わたしは「陽のあたる翼」のCD化を心より待ち望んでおります、下田逸郎はこのアルバムを自身否定しているのかもしれんが、この間京都の人がこのLPを\9.000で売りに出されていて、やっぱ買おうと思ったところ、すでに売れていた・・・。やっぱ「やっぱ」はクセモンである、うーむ)、なんと高石ともやを買ってしまったんである。うーむ。これは確かに便利というか、とんでもない世界だが、それでもレンタルよりは高い。どうなるんでしょうか。
    で、倍賞千恵子、香西かおりを検索してみるとありませんでした。どういうことだ?

9月9日(金)

  • 晴れ。夕方、まさしく夕立。腰痛の気配。
  • 昨日より例のごとく、雲ヶ畑へ床几を干しに行っているが、本日、ポリコーよりクレームが入る。そういえば昨年もそういうことがあり、区長さんよりお叱りを受けた。つまり誰かがたれ込んでいるということ。うっとうしいのう。これは法的にはこちらに抗弁できるものはないことである。しかし、基本的には誰にも迷惑がかからないことでもある。誰にも迷惑がかからなければ何をやってもいいのか、といった小学生のような話をする気はないが、しかしねぇ、「ここ」はどこなんだ?まったくバカバカしい。床几を干していれば皆、知り合いが声をかけてくるような「ここ」なのだ。リアルな意味で言った場合、この道路使用は小生だけしかつかわないのは明白だ。だからこそ「たれ込み」があるともいえるが、なんともこの世はとかく住みにくい。こうなったらポリコーこそ、このような状況をなげくべく、たれ込み電話には「ハイハイ」ですまし、見て見ぬふりをするべきである?中学生の消化器噴射?を「逮捕」している場合ではない。ここの中学の教師もアホか。
  • 腰痛は暇になると出る。で、最近の結論では暇になると横になる機会が多くなり、つまり寝過ぎが原因ではないかということ。うーむ。
  • ところでiPod nano。なんでも「革命的」なiPodらしい。小生知らなかったが、iPod nanoはフラッシュメモリー4GBあるらしい。で、単純に考えてフラッシュメモリー4GBの価格としては確かに安いと思う。しかし、薄さが革命的とは思えん。 iPod shuffleは見たことがある。これはお隣のKさんの奥様、Nちゃんが購入され、たまたま訪ねたとき見させてもらった。そのとき、「アンタのそれ(iPod)からこれ(iPod shuffle)に音楽入れて、これなぁーんも入ってへんし、どうやっていれるんや?一応、マックこうたけど・・・」などと、聞きたくもない発言を聞かせられた・・・。iPod shuffleは本当に小さかった。で、iPod shuffleとの比較写真を見ているとiPod nanoは確かに小さい。しかし、この手の競争はソニーにできないことではないだろう。いきなりiPod nanoを分解している特集があるが、そう驚いているようにも見えない。この手の奴等の記事がゲセンのは、バッテリ駆動時間に関してのコメントが従来と較べたいして変化がないという、それだけで終わっていることである。本当にiPodを毎日使っているんだろうか?
    小生思うに、iPodを使い出せば、最終、電池にしか眼が向かいないと思う。ユーザーが待っているiPodはバッテリ長時間駆動の「iPod」である。 iTunes5の売りのひとつである、ネットのラジオ配信みたいなモノ?でも最終バッテリ駆動時間が左右するだろう。どんなサービスがあってもバッテリがなければ動かないんである。で、いまのところバッテリ長時間駆動の「iPod」はソニーのウォークマンしかない。つまり現状ソニーだけが「iPod」を作ることができるんである。CONNECT PlayerがiTunesのインターフェースと瓜二つと揶揄されていたが、それはありがたいことである。小生、ACCがサポートされたら、いや、サポートされなくてもウォークマンを買うだろう。ウォークマンが「iPod」だからだ。

9月8日(木)

  • 晴れ。
  • 朝から雲ヶ畑へ傳兵衛前の床几を干しに行く。そういう季節になったということ。
  • タバコを買いに行ったついでにK男クンちで鮎ソバをよばれる。久しぶりのK男クンちのおソバであった。ちょっと幸せなお昼になった。
  • 夕方、偶然WOWOWでやっていた「八月のクリスマス」を見ていると、J会長が印紙を買いにやってくる。「八月のクリスマス」にJ会長がどうもというよりまったく合わず気分も雰囲気も壊してくれたが、若中の旅行日程をめぐって。これまたそういう季節になったということ。しかし、「八月のクリスマス」はまったく知らなかったが、みてしまったのはあのハン・ソッキュがでていたからだ。女優さんもよかった。それにしてもハン・ソッキュ、いい笑顔でありました。笑い声もよかった。で、この笑顔、どうも見たことがある笑顔に見えて仕方なかった。色々思案していると、思い当たり、これは井上陽水の笑顔に似ていると思う。
  • ところでウォークマン Aの発表。Appleと同時というのがなかなか思わせぶりだが、気になる。iPod nanoなどハード的にはなんにも新鮮みはないと思う。これは早々に守るべき側と攻めるべき側の違いが現れだしたということかもしれん。というか、ハード的にはソニーにとってアップルは敵ではなく問題外だ。メモリーカードを使ってさえ電池寿命の壁は以前のままだ。個人的には今度のこの線はiPodの呪縛から離れつつあるような気がする。問題はCONNECT Playerなるものだが、とりあえず支持するぞ!欲しい。問題は小生のiTunesをmp3にしなければならないことだ。これはけっこう気が重いことである。うーむ。

9月7日(水)

  • 台風一過。曇りのち時々晴れ。
  • ということで気分は乗らん。しかし、台風の影響は川床としてはほぼなし。まぁ、客はあきらめるとしてありがたし。昨夜は夜、まったく消えたので台風に備え久しぶりに焼き肉をし、みんなで飲む。大丈夫と判断し、小生は寝たが、バイトのBクンは夜中に何度も川を見に行ってくれたらしい。しかし、今回は基本的にはすべてやることはやってあったんである。つまりそれほど大きな影響を予想していた。朝は選挙で大忙しのお隣のKさんからの電話で起きる。何でも朝のご挨拶で花園橋に立っていると、高野川の増水はすごかったらしい。しかし、こちらはそうでもなし。
    ところでドコモの台風情報では3通りの台風の進路予想がでる。ひとつは気象庁、ひとつは日本の気象会社?、そしてもうひとつアメリカの軍事予想?のモノである。 気象庁はいつでも慎重である。アメリカだけが唯一、西よりのコースを予想していた。 で、今回はアメリカの勝利であった。小生、どうみても東よりを予想していたが、さすがアメリカ。どういう根拠であったのだろう?ということで今度から全面的にアメリカを信頼することにする。
  • それにしても今夏は掲示板荒らしとの果てしなき戦いであった。もうこれは確かにいたちごっこである。安心もつかの間、次から次へとHOSTを変えてくる。どうしようもない。こうなったらとことんつきあうしかない。
  • iPodのヘッドホンをSHURE E2cなるものに変える。しかし、これは価格的にはもう一つのような気がするが、オーディオテクニカに較べ、音場感が優れているような気もする。もうひとつ、大事なことだろうが、耳への疲れが格段に違うような気がした。しかし、コードがブラックなのでなんか変な感じ。それにしても上条恒彦の「出発の朝」はこのヘッドホンでやけに新鮮に聞こえたのであった。