ある日のりこちゃんとともくん

断酒亭日乗11月

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11月26日(土)

  • 晴れ。23日はホントすごいお人であった・・・
  • しかし、難題は山積み。井戸はダメかもしれん。うーん。
  • 例の超古典は読了する。いまなお、余韻中。しかし、基本的にはわけがわからん・・・。わたしゃ、こんなに読み返し、読み返しした、小説を知らん。とりあえず人物の筋、というか、脈絡のつなぎ?の理解に最終難儀する。いまなお、上巻をめくってはめくる、毎日である。上巻がすべてだ。
  • 今日はぼたん鍋案内のフラッシュ作成にかかる。DMから画像を取り込み、まず難題は文字を消すことである。久しぶりにFhotoShopをいらう。それからフラッシュメーカーでなんとかつくろう。
  • そういえばジョージ・ベストが死んだらしい。ジョージ・ベストは小生にとって生涯ベスト3に入るサッカー選手であった。なんでも酒におぼれその晩年は悲惨なものであったらしい・・・。あの輝かしいマンチェスターユナイテッドにおけるワールドサッカー(東京12TV)の映像が蘇る。ありがとう、ジョージ・ベスト!

11月21日(月)

  • 晴れ。
  • 土木事務所から河床安定工事の説明。
  • 以後、本日は昨日発覚した側溝から井戸への水侵入に対し、水道屋と終日、対処。これは本当に難問題。
  • 中川木工より待望の桶来る。

11月20日(日)

  • 晴れ。
  • 懐かしい元バイトのNクンが、現在のバイトで同級生の?Sクンを訪ねがたら来る。現在ミサワホームの営業マンで、こっちはよくわかっていなかったが、本日も休日ではなく、就労中であったらしい。夕方までいて少々あぶり餅も手伝ってくれる。本日、あぶり餅、売上\6.200。純益約\1.700。つまり小生の時給約\670。ということで本日をもってあぶり餅、謹んで終了させていただきます。ご支援、ご愛顧、誠にありがとうございました。

11月19日(土)

  • 晴れ、終日、時雨。寒い。今日は久しぶりに忙しかった。予想どおりの人の多さで繁忙は人出の絶対数に依存するんである・・・。うーむ。
  • が、小生、忙しいもクソもないのだ。例の超古典に没頭中なんである。思えばこの年になってからでは少々恥ずかしい気もしないではないが、しかし遠い日からの挫折のままではこういう恐ろしい小説を読まずに死ぬところであった・・・。気分的には仕事どころではない。が、そうはいっても仕方がない?ので、ウチのみんなは来ないが、あぶり餅、午後5時30分くらいから始める。なんと午後8時前には在庫なし。売上、\8.100。完売すれば本来は\12.000。本日の収支状況は純益約\2.000〜\3.000。つまり小生の時給約\670〜\1.000。うーむ。

11月18日(金)

  • 晴れのち曇り、のち時雨になる。
  • 今年の紅白の司会者はみのもんたと山根アナウンサーに決まったらしい。みのもんたはいつ眠っているんだろうか。山根アナウンサーがフォローするということか。そういえばユーミンが紅白にでるらしい。少々お年を召されたか?
  • 夕方、常会の案内を作る。

11月17日(木)

  • 晴れ。寒い。
  • M会役員会、どうしても都合つかず、出席せず。
  • 今日は朝から、店内の壁が壊れている報告から始まった。宿泊客は1組。壊れている場所は宿泊部屋ではない。さぁ、どうする?申告はない。まぁ、仕方ない、とりあえず、保険でなんとかなるだろうと最初は軽く考え、とりあえず工務店へ連絡入れる。それから保険屋へ連絡を入れた。状況を説明すると、対象になるか、調べるとのこと。しばらくして返事あり、保険対象にはならないとのこと。うーむ。保険屋がのたまうに当方の店舗総合保険(大まかな意味での災害保険(火災保険)では、建物の外部・外壁などへの災害の場合、対象を検討する余地があるが、建物内部での災害?は対象にはならないとのこと(そういえば我が村ではかつて猪が玄関から突入し廊下を走り回り、被害に遭われた店舗があったが、その場合は聞くところによると補償対象になった。が、猪が落とした血だらけの絨毯は保証外であったという)。つまり、賠償を請求できる相手があることには、相手への請求になる問題であるとのこと。うーむ。そこは商売柄、相手の過失の度合いにもよる(例えば狼藉者、酔っぱらい等々、当方が文句なしに文句を言うことできる場合?)が、なかなか不慮の過失に対していいにくい。しかも今回の場合、申し出もない。厳密な意味では相手がやったという証拠もない。うーむ。そこで日観連の保険の窓口へ連絡すると、そういう場合をフォローできる保険に加入はされていますが、この保険はお客様に代わって(つまり、加害者のために)加入している性格のものであり、全額保証できるとかの性格のものではなく、まず何より相手が特定されていなければなりません、とのこと。つまり、主たる言葉の響きは、こちらに非があることではないというもの。保険は当方に非がある場合の備えであるということ。うーむ。まったく箸にも棒にもならないとはこのことだ。
    ということで約款まで取りだし、確認しては見たが、結局、そういうことだったのだ、ということに落ち着く。冷静に考えれば相手が特定できない場合、こちらの悪意?で事態を演出できることもありになりそう。まぁ、保険屋サイドではよくあるケースでもあるみたいで、同情というか、こちらの気分は理解してくれたが、結局あきらめざるをえない。ほんとうにお客様は神様なのか?うーむ。
  • 昨日から何故か、何度も挫折した書名を書き記すのも気が引ける超古典を偶然読み始めたらやめられなくなり、上巻読了。中巻、下巻は購入していなかったため、忙しいところ賀茂の本屋まで買いに行く。小生の上巻はもう随分前のものであるらしく、買ってきた中巻、下巻の文字は大きくなっており、さすがにこっちの方が眼によいのであった・・・。うーむ。

11月16日(水)

  • 晴れ時々時雨。寒い。どうも夕方あたりから寒さを特に感じ、最終店を閉めるとき玄関の扉が落ちている?ことに気づく。うーむ。
  • M会の件でNクンよりメールあり、すぐさま連絡し、事情を聴き、Mクンに連絡を取り、なんとかしのげるみたい。うーむ。
  • 昨日、ウチのカミさんが自身の車を電柱に当てたと連絡あり。トヨタに連絡を入れると担当者はお休みで、箸にも棒にもならないやり取りになりそうなので、冷たく電話を切る。ウチに帰ったら、何故か、代車になっておった。うーむ。

11月15日(火)

  • 晴れ。京都市内はたぶん戒厳令のような有様だと思う。
  • 「大遺言書」という本は不思議な本である。もうそこで森繁久彌がしゃべり、ジーンズ姿の久世光彦が伏し目で聴いている姿が浮かんできそう。続編をアマゾンマーケットプレイスでまたも購入。ついでに買った久世光彦の「触れもせで 向田邦子との二十年」(講談社文庫)、読む。これはアマゾンマーケットプレイスで¥26円であった。これまた読ませる。しかし、思うが、森繁久彌は要するに旧制高校的な?教養人なんである。自身が芸人自体への批評者なのだ。コメディはこういう人を持って文化となるんである。だから喜劇人の畏怖の対象なんである。つまり教養へのコンプレックスから自由な喜劇人なんである。まぁ、基本的にはそういうことはどうでもいいが、側にいて聴いてみたい。

11月14日(月)

  • 曇り。
  • 中信の二軒茶屋支店へ行くときに楽しみであるのは親切で愛らしい窓口のKさんに出会えることと、週刊新潮があるので久世光彦の森繁久彌への聞き取り連載コラム「大遺言」が読めることである。でもそうはいってもじっくり落ち着いて読んだわけでもなかったためか、今回、アマゾンで購入し、まとめて読んでいるとこれは楽しい。もう最初からいきなりおもしろい。しかし、冷静に考えればこんな仕事、久世光彦もよくやっていると思う。まぁ、森繁久彌がそれほどの人物ということなのだろう。この本の最初を読んだだけでも、ただ見てきただけでその世界のおぞましさ?を語れるということだろう。芸能界の「天皇」(久世)ということらしいが、美空ひばりとか、そのレベルよりなお上で超然と存在しているということか。ちなみにアマゾンマーケットプレイスは小生が心配することなく、これまで購入したものはすべて古本屋さんでありました。
  • 小田和正「風のように歌が流れていた」、アマゾンマーケットプレイスより来る。で、とりあず見てみると、ミスターチルドレン桜井君はいない。スターダストレビューの誰か?はいるが、あの「会いたくて〜♪、会いたくて〜♪・・・」の歌がない(歌の名前はわからないが、ないのはわかる)。つまり、勇み足で小生が欲しいのは小田が毎年やっている「クリスマスの約束」なる、この「風のように歌が流れていた」という番組の特別編になるみたい。小生の記憶では小田が桜井君と一緒に歌った「hero」は途中からみたと思うが、毎日聴いていてもなお自分で歌えないこの「hero」を、こうなると無性にもう一度見たくなる、というか聴きたくなってくる。ここはやっぱ小田和正で聴きたい・・・。うーむ。これは思うに現役の諸君?の所属レーベルの関係上、DVD化というか、商品化は難しいということだろう。小生はもうこの何年、テレビ番組の録画といった世界から悲しいかな、無縁なんである。

11月13日(日)

  • 晴れのち曇り。
  • もみじ灯籠、あぶり栃餅第2弾。完売ならず。商売は難しい。ここらの事情は貴船便り更新
  • RSSが気になって少し調べてみる。簡単にできるサービスもあるみたいだが、価格を見てみるとこれは高い。自分でできないものなのか、見てみると、そんなに難しいものでもないみたい。でも、web自体に適用されているのはあるのかしらん?うーむ。
  • お昼間のお客様でJTBよりクレームの電話あり。うーむ。事情を聴くとなるほど、少々、涙ぐましく、当方の非はあきらか。うーむ。うっとうしいのう。ご指定の時間に電話をかけてみたが、こっちも言葉もなく、ひたすら謝り通したが、了解事項がないため、わけわからん状態になる。うーむ。けだるい。

11月12日(土)

  • 雨のち曇り。
  • 今朝から高校生の殺人事件。高校生とはいえ15,6才だろう。気分を変えようということで、何故か、ミスターチルドレン。小生、ミスターチルドレンはCrossroadという曲が好きで、それしか知らなかったが、うちのつよし君がカラオケで歌ったHeroという曲が強く印象に残ったのでiPodにはその2曲が入っている。で、このHero、歌詞をネットで調べてみる。何故か、上記殺人事件と気持ち的にリンクされて涙が出て困る。ただいま歌っている途中。何度もモニターの歌詞を見つめている。小さなニヒリズムの拠点、擁護。このような素直気分?から、小生、随分遠ざかってしまった・・・。少年はどうしているのだろう?報道によれば幼友達で高校になってから冷たくなったと語っているそうではないか。「悲しくはない 切なさもない こうして 繰り返されたきたことが 嬉しい 愛しい・・・」ここまで来るには切なさがあまり多すぎる・・・。そっと手を差し伸べてやってくれ!差し伸べてくれ!確かこの歌、小田和正が歌っていたよな。もっと音楽を!

    HERO

    例えば誰か一人の命と
    引き換えに世界を救えるとして
    僕は誰かが名乗り出るのを
    待っているだけの男だ


    愛すべきたくさんの人たちが
    僕を臆病者に変えてしまったんだ


    小さい頃に 
    身振り手振りを真似てみせた
    憧れになろうだなんて
    大それた気持ちはない
    でもヒーローになりたい
    ただ一人君にとっての
    つまずいたり転んだりするようなら
    そっと手を差し伸べるよ

    駄目な映画を盛り上げるために
    簡単に命が捨てられていく
    違う 僕らが見ていたいのは
    希望に満ちた光だ
    ・・・ ・・
    僕の手を握る小さな手
    ずっと胸の淀みを溶かしていくんだ
    ・・・・・
    人生をフルコースで
    深く味わうための
    幾つものスパイスが誰にも用意されていて
    時には苦かったり
    渋く思うこともあるだろう
    そして 最後のデザートを
    笑って食べる君の側に僕は居たい

    残酷に過ぎる時間の中できっと十分に
    僕も大人になったんだ
    悲しくはない
    切なさもないただ
    こうして 繰り返されてきたことが
    そうこうして 繰り返していくことが
    嬉しい 愛しい
    ・・・・・
    ずっと ヒーローでありたい
    ただ一人君にとっての
    ちっとも謎めいていないし
    今更もう秘密もない
    でも ヒーローになりたい
    ただ一人君にとっての
    つまずいたり転んだりするようなら
    そっと手を差し伸べるよ

  • そういうことで遅まきながら小田和正「風のように歌が流れていた」、アマゾン、\13.000で購入。

11月11日(金)

  • 曇りのち雨。今日は、もみじ灯籠での第2弾「あぶり栃餅」の日にしようと思っていたが、この天候で断念。バカバカしい・・・。
  • 昨日は、K男クンちのPC不調を退治すべく、張り切るも、結局わからず。ノートンというのはホント、クセモンのソフトである。帰ってきてccAppなるものをネットで調べてみると出てくるというモンではない。よく我がマシンで同様の症状が起こっていない方がなんか不思議な気になってくる。とりあえず原因はこれ(ccApp.exe)に決まっているが、処理はけっこうややこしそう・・・。うーむ。
  • SONYから「24bit/96kHz対応のリニアPCMレコーダ」の発表。以前、ローランド R-1というものが発売されたが、サンプリング周波数が違う。だが、それにしてもローランドの方が断然安い。なんでこうまで違うのか。それほどたいそうなことなのか。ローランド R-1は例えばレコードをCD化するにはもってこいで、そういうことができるほど余裕があれば?欲しい物ではあった。もちろんそういうことにもSONYも使える(たぶん)が、そういう〈世界〉ではないということだろう。しかし、こうなってくるとデジタルARENAの記事ではないが、オーディオ人?は、もはやアンプとスピーカーのみにお金をかければいいことになるんだろうか?たぶんONKYOが配信している音もこれをデバイスにかけることもできるはずである。うーむ。
  • 検索をかけるとあまりにも安く、うれしそうにアマゾンマーケットプレイスで本を注文していたら、送料と手数料の方が本体より高かった。ざけんなよ!
  • 立花隆のメディアソシオポリティクスから知った堤堯「昭和の三傑」(集英社インターナショナル)読む。憲法9条はアメリカを嵌めたという論議。この著者の文体にはなじめないが確かに面白い。外交に興味を持つヤツの気がよくわかる。憲法9条論議というのはホントおもしろい。また時代というものはまこと滑稽なものでこの憲法制定論議の初期では共産党は軍隊がなくてどうする?と反対の先頭に立ったんである。ここらは小熊の「民主と愛国」でも楽しい部分?でもあった。それにしてもしかし、外交が専門であるらしい、我が前原代表は確か自衛権は自然権?である云々とコメントしていた(前原代表は高坂正堯の弟子である)。野党第一党の党首としてはあまりにもくだらないコメントではないか。というか、滑稽である。我が憲法9条第2項は自然権とは無縁である。ここはすべからく年寄りの声に耳を貸すべきである。

11月8日(火)

  • 晴れ。
  • 安全運転管理者講習のため、J会長、K士クン、途中よりTさんというひととでかける。例のごとく、市場でまず一杯、つづいて本日はおとなしく、嵐山近辺でゆっくりしようということになり松尾神社へ出向き、Tよねさんでゆっくり水炊きとなる。3時過ぎまでいて、今度は廣川で鰻でもということなったが、まだ午後の部まで時間があり、鳥居本まで行き、平野屋でビールと突き出しだけで、なんとかお許しいただく。それから天竜寺をお詣りし、廣川でゆっくりし、午後7時帰る。K士クンの感慨では本日移動中以外(つまり車中以外)は、飲むか、食うかですよ、とのこと。うーむ。でも、楽しい一日でありました。

11月2日(水)

  • 晴れ。
  • 昨夜は尾鷲から病院のため、お父上、お母上がお見えになる。そのおかげで食事の折、常きげんを飲み、まさしく常きげんになったが、下記、「凍」のため、寝不足と二日酔いできげんは悪い。うーむ。
  • 朝からお火焚準備のためお宮へあがる。

11月1日(火)

  • 晴れ。
  • 沢木耕太郎の「凍」(新潮社)読む。これは山野井泰史さんなるアルパインスタイルをモットーとされている登山家のヒマラヤ・ギャチュンカン北壁登攀のお話し。アルパインスタイルというのはよく知られているアタッカーを決めて縁の下の力持ち的な?人員で制覇する登山ではなく、無酸素・軽装備?でひとりで山を登ることをいうらしい。山野井サンなる登山家はその世界ではチョー有名らしいが、知らなかった。そういえば奥多摩のご自宅での様子をなんかのテレビで見たような気もする。しかし、沢木耕太郎の無私の文体が異様に静かな迫力で、とにかくこの恐ろしい登攀というか、奇跡の生還というか、久しぶりに興奮して眠れなくなった。