PCの調子が再び悪くなりかけたのがいつだったか。
たぶん、土曜日21日ぐらいからだったと思う。
いきなりPCが落ちて起動ができなくなる。
HDD自体、認識していない。(NotDetected状態)
これはもうあきらめて新しいHDDを22日の夕刻買いに走る。
まずはAcronis
True Image Homeで取っておいたバックアップの復旧を始めるとかなり時間がかかってからアーカイブが壊れているとメッセージがある。
これは絶望的な状態。
しかし、そんなこともいってられないので、とりあえずWindowsを新規インストールしかない。始める。
それでもU先生に連絡を入れると、もし壊れたと思われるHDDがAcronis True Image Homeから見られるようであれば(Acronis
True Image HomeはそのCDから起動することができる本来ありがたいソフトなんである)、そのまま新しいHDDへコピーする手がある。
で、Windowsのインストールを途中で中断、というか、フォーマットの次の段階で中断(すでにフォーマットを待つだけで疲れる時間がかかる)。再び壊れたと思われるHDDをつなぎ、Acronis
True Image Homeを起動するとHDDは認識されない。
最後の望みも絶たれる。
が、この作業は新規インストール後、ファイルだけは移動することができるのではないかという、寸分?の希望にもなる。
というのはデーターのバックアップは仕事のぐらいで、メールとかはまったくしていないからである。
ということでWindowsインストール後、Acronis True Image Homeをすぐインストールし、エラーのでたバックアップのイメージファイルからCドライブの内容を確かめWindowsフォルダを除きコピーをかける。しかし、予想通りDocuments
Settingファイルはコピーをはねてくる。それでもあとのファイルはコピーされる。
が、アプリケーションのたぐいはほとんどはねてくる。これはレジストリに情報がないことに原因があると思われる。それでも起動可能なアプリもある。
ありがたかったのはBeckyメールがそのまま移行できたことである。4月7日時点であったが、この日にちなら、まぁ、よしとしなければならない。不幸中の幸いである。ということでWindowsシステムに関連づけられていないとはいえ、一応コピーはできたことになる。WindowsのDocuments
and Settingは複雑なモンである。
しかしながら、Acronis True Image Homeにおける「元の場所」の意味を間違えて理解ししていたみたいで変なディスクのルート構成になる。それでも仕方がない。
土曜日深夜というか、日曜日明け方というか、もうやめようと思ったのは午前5時であった。
で、翌日日曜日、昼がはねた後、一眠りし、とにかくソフトの新規インストール作業を続ける。なんとか、officeソフト、メール、HP作成・アップの環境を整える。
夕刻、U先生が立ち寄ってくれ、HDDを確認してくれると、HDDは動いていなかった。まぁ、ファイルが生き返ったのでよかったねぇ、で終わる。
月曜日には会計事務所へ連絡を取り、FXのインストールを依頼、リコーへ連絡を取り、コピーのドライバー等確認する。
iPodはデーターは残っているが、これが難儀で2台のコンピューターで同期は取れない云々のメッセージで、どうしようもなくなる。とりあえずフォルダのインポートはするが、以前の設定はなく、単にライブラリがあるというだけの状態。
まぁ、それでも少し気分も落ち着いてきたが、ふと思いついたのが、Acronis True Image Homeで復旧エラーが出たとしても、エラーのままWindowsは立ち上がらないか、ということ。
アーカイブにエラーはあったにせよ、ファイル自体はコピーできたんである。
試してみる価値はある。
ということで夕刻新たにHDDを購入しに行く。
今朝から早速、上記を試す。ベリファイ時のエラーであるらしく、とりあえずベリファイをしない設定で始める。午前9時前にはじめ、午後12時すぎたあたりで終了の展望がでたので少し休む。午後1時頃、降りてきてPCを確認すると「正常に終了した」云々のメッセージが残っている。エラーメッセージではない。
もう神頼みの心境で再起動をかけると、なんとまさしくこれが私のデスクトップという感じで、以前のデスクトップが蘇ってくる。
以前の環境そのまま蘇っている。
4月7日時点とはいえ、メールと会計ソフトのデーターぐらいだし、会計ソフトのデーター自体はMOにあるんである。
これでHDDをちゃんと納める。
U先生に連絡すると、とりあえず、ディスクのチェックをしておくようにアドバイスを受ける。
しかし、それにしても、なぜ最初の時点で失敗したかわからないにしても、偉大なるAcronis True Image Homeである。
このソフトの偉大なるところは、ディスクから起動できる点だ。
ということで、もう死んでいた状態から蘇ったことになる。
iTunesもこれがわたしのiTunesだ。
それにしても、いったい、わたくしは何をしていたんだろうか?
何を相手にしていたんだろうか?
PCにおける物理的な破損とは何だろう?
バックアップをユーザーから解放すること。ライドシステムにしても物理的破損から免れているわけではない。つまりはデーターとは何なのか。
あぁ、Windows・・・
ところで明日からりこさんはニューヨークだ。
少し、そこへ気が回るようになってくる・・・