ある日のりこちゃんとともくん

断酒亭日乗6月

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google yahoo

6月24日(日)

  • この2日ほど前にどこかのラジオのパーソナリティの人が上記のソフトを愛用しているソフトに上げていた。どこかのwebで読んだ。

    一番に気になったのが、その人のデスクトップ画面にはほぼなんにもないこと。
    まるでその昔写真で見た小林秀雄の机みたい。
    (小生の場合、ほとんど使うこともないショートカットをふくめデスクトップ画面の半分とはいわないが3分の1以上は占めている。)
    それはとても新鮮に見えた。
    それに寄与しているのが、Bluewindというランチャーソフトである。

    Bluewindはコマンドラインのランチャーソフトだが、別段、難しくもなく、つまりはマウス操作をする必要がなく、Winキー+スペースキーのみの呼び出しから起動し、任意に設定したコマンドラインからソフトもファイルも立ち上がる。
    非常に便利。もちろん、webページも登録しておける。
    デスクトップからマウス操作しているより、よほどいい。
    単純に考えてマウスに依存する場合は、ウィンドウが増えてくればショートカットを探すため、ウィンドウを動かす必要があるが、そういうバカらしいこともしなくて済む。
    本日、川は大水になっており、もう少し待機する必要があるので、この時間を利用し、デスクトップを整理する。
    ずいぶんすっきりする。

    なんでもGoogleデスクトップがバージョンアップされて、Bluewindのようなランチャー機能が付加されたみたいだが、一応、インストールするも検証はしていない。だいたいブラウザが立ち上がってくるのが、Bluewindとの違い。当たり前か。

    もう一本、StoryEditorはアウトラインプロセッサーである。
    これはもともと小説を作成するため?のソフトらしいが、このパーソナリティの人は日記、あるいはメモとして使われている。

    大事なこと、というか、この人の指摘でうなったというか、追随しようと思ったのは、ちょっとしたメモをファイル一本で管理するためである。
    つまり、このひとはStoryEditorをソフトとしてよりひとつのファイル作成(日録?)のみのために使われている。
    (しかも背景色を濃いブルーにし、文字色をホワイトというところも追随した。これがまた新鮮。なんかプログラマーみたい)
    まぁ、それはテキストエディターの得意とするところだが、確かに一元的なテキストの管理にはアウトラインプロセッサーは便利である。
    つまり、大見出し(その世界ではノードというらしい)として日にちを設定し、あとは小見出し的に思いついたこと、仕事上のこと、やらねばならないこと、なんでもかんでもまず、このファイルに書き出し、管理し、後で使うならテキストファイルやワード形式やhtmlに書き出すことが可能である(らしい)。
    この方法は確かに便利である。

    ということで、このファイルを、ちょっと思いついた時、Bluewindで呼び出し、すぐさま活用し、管理する。まさにパソコンの醍醐味です。

    今気づいたがすでに今月15日からメモ書きが発生しているから、この二つのソフトを知ったのは15日以前ということになる。
    俄然、快調に使っていることになる。

    心より感謝致します。

6月22日(金)

  • 佐藤優というひとの『国家の罠』という評判の本は読んだことがある。
    が、小生の記憶にあるのは坂口弘?(浅間山荘というか、連合赤軍の死刑囚)の獄中での態度に関する記述ぐらい。
    だいたい、この手の顔と鈴木宗男自体が怪しげである・・・
    鈴木宗男なんて、三谷幸喜の『12人の優しい日本人』にでてくる陪審員何号かは忘れたが、「宗男を描くと落ち着くんだよ!」と似顔絵メモ?を振りかざしたセリフぐらいしか思いつかん。

    宮崎学の『近代の奈落』は読んだことがある。
    最後はとことんくだらない書物であった。

    ということで別段『個別社会とメディア』というフォーラムはこの二冊をめぐってではないのだが、本当に以下のような報告内容のフォーラムであったのだろうか?
    (http://www.forum-j.com/report/index.html)
    さっぱりげせん・・

6月21日(木)

  • 『お言葉ですが・・・』がweb草思で再開されたのはついこの間のことである。
    (http://web.soshisha.com/archives/word/)

    まぁ、さすがに高島先生の文章を横書きで読むのは何となくツライものがあるが、それでもタダで読めるというのはありがたいことであった。
    しかし、本日更新された記載、

    「おわび。
     筆者現在心神状態甚だ不振につき、この連載しばらくお休みさせていただきます。勝手の段深くおわび申しあげます。」

    なんと、これは気になるではないか。
    この文章は、編集部ではなく、本文から続いていることから見れば、ご本人の記述と思われる。
    「心神状態甚だ不振」とは、身体的な「不振」ではないだろうから、精神的な「不振」と思われる。
    ご自身の判断による「心神状態甚だ不振」とは少々げせぬところもあるが、気になるところである。

    高島先生はエラク年寄りのように見受けられるが(文章からでは・・・)、実際はウチのおふくろよりずっと若いはずである。
    そういえば、体調不振に関しては、高島さんのコミュニティの人も、情報としてご存じだったような気もする。
    いったいどういう経路からその情報は入ってくるのか。
    小生、本年、「味めぐり」30年?記念シリーズに先生を講師としてお呼びできないものか、思案していたところであった。
    京都新聞広告局の力を試してみようと思っていたのに、何とも嘆かわしい・・・。うーむ。

    まぁ、それと内容的に関連があるのか、どうか、よくわからんところがあるが、吉本の毎日夕刊のインタビューがwebで読める。
    (http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/wide/news/20070615dde012040064000c.html)
    (ついでにこのシリーズに石立鉄男さんのインタビューがある。なかなかせつないもの。
    http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/wide/news/20070614dde012200009000c.html)

    これは久しぶりに楽しい読み物。やっぱ谷川俊太郎は面白い。確かに少しその視点を忘れていたような気がする。
    「・・・あれは申し訳ないことをしました・・・」というのが、久世光彦による森繁久弥の『大遺言書』の枕であった。
    どんな話もそのように始まると、久世光彦は記していた。と思う・・・
    ハイデガーはたまたま購入した『貧しさ』(藤原書店)のなかで、貧しさとは欠けていないこと、といっている。
    それは自由の起点といっている。
    本当か?なんか、変なマルキスト?ようではないか。
    「後悔」と「欠損」の違いは何か。よくわからん論議であるにしても「申し訳ないこと」に到達するのも大変なことのような気もする・・・

    ところで出かけたついでに久しぶりに寺町へよってみる。
    本題は東プレの108キーボードを買いにいったのだが、106しかなかった。
    (http://www.topre.co.jp/products/comp/key_list.html)
    最近は目も悪く、手の凝り?もひどい(ように思われる)。
    結局、それぞれ試しながらFILCO Majestouchのヤツにしたのだが、やっぱ東プレの柔らかなタッチは素晴らしい。
    (http://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=4)
    が、価格的には約半分なので、要らぬ出費としては、こっちの方が賢明であったかもしれん(それでもキーボードとしては高価なんである)。
    しかも日本語キーボードでありながら、かななしのアルファベットのみですっきりしているし、スペースキーも広く、かっこいい。
    このレイアウトはすべての日本語キーボードの基本形にして欲しいところである。
    で、ちょっと長文試しにもと思い、久しぶりにこうして更新しております。

    で、せっかくだし、VAIOの10周年記念モデル、タイプTを見る。まぁ、なかなかのもの。
    (http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/T/index.html)
    だが、もういっちょ、気になるのが、TOSHIBAのダイナブックのこれまた記念モデル。
    (http://dynabook.com/pc/index_j3.htm)
    どちらもシステム領域にフラッシュメモリー搭載モデルがあるが、それは俄然高価になる。
    それでもTOSHIBAのモデルはフラッシュメモリータイプ(まだ発売されていない?)でなくてもSONYより電池の持ちが俄然長いし、フラッシュメモリー自体、64GBもある(タイプTの場合、32GBでユーザー領域は20GB?ぐらいだったように思う)。
    モバイルの王様?レッツノートRはVistaになって電池時間が短くなった。それは致命的なことだと思う。
    (電池の持ちは小生の場合、実際のところわからないが、カタログ記載のだいたい半分と見積もっている・・・)
    が、やっぱRの大きさは依然モバイルノートとして微妙な輝きがあるというべきか。

    どれか、欲しいのう・・・、うーむ。

6月4日(月)

  • 30日、iTunes Storeにて、DRMフリーの楽曲配信サービス「iTunes Plus」がスタート。

    ということで、さっそく試してみる。
    小生のライブラリの中で、iTunes Plusの対象になるのは中原めいこ、高石友也、Smooth Ace、鈴木康博。
    約18曲で、アップデートにかかる費用は\860ぐらいだったと思う。
    上記記事が指摘するように、確かに個別に選択ができるようにして欲しいところではある。

    この配信サービスがCD購入と較べて、安いのかはよくわからんところではあるが、ウォークマンにも互換性があることになる。それはありがたい。アップルの余裕かもしれんが、こうなると行く先はいずれiTunes自体の互換も考えられるかもしれん。それはそうなってもらいたい。

    それにしてもビットレースは、やっぱ随分違うように思える。なんか、うれしくなってこうして書く気がしてきた。が、高石友也はよくわからん???
    最初から80GBあれば、高ビットレースを選択するんである・・・、うーむ。

  • ところで石立鉄男さんの死去が報道されている。
    石立鉄男さんはなんといっても松木ひろしと込みである。
    『奥様は18才』は岡崎友紀が込みであるが、石立鉄男は、『雑居時代』をはじめとする、松木ひろしである。松木ひろしさんはご存命なのであろうか。 松木ひろしの代表作は『池中玄太80キロ』であろうが、その前座は『雑居時代』『気になる嫁さん』『水漏れコウスケ』『パパと呼ばないで』であろうと思われる。『水漏れコウスケ』『パパと呼ばないで』についてはあんまり記憶がないが、『池中玄太80キロ』を頂点とする松木作品のテーマ?は、コメディーとはいえ、いまから思えば、ほんわりとした?〈性〉であった。
    やっぱ、この世界、石立鉄男、西田敏行、なんとも、よくわかるような気もする。(余談になるが、坂口良子さんはもうテレビに出て来て欲しくない・・・、悲しくなる・・・)

    小生、思うに、あだち充の世界は松木ひろしの世界そのままだと思う。たぶん、あだち充は小生ぐらいの年齢だろう。
    石立鉄男さんは確か『橋のない川』(今井正版)にもでていた。バリバリの演劇人が、独特な位置で世を渡り、晩年は少々もの悲しく、難しいモンである。

    ちなみに『雑居時代』の大原麗子さん、『気になる嫁さん』の榊原るみさん、よかったよなぁ。
    合掌。